巨人の三塚琉生(るい)外野手(21)が「8番・DH」としてプロ初出場を果たし、注目を集めた
相手は球界屈指の左腕投手、宮城
三塚は3打席連続で三振に倒れたものの、延長10回の第4打席ではペルドモの147キロの速球を捉え、強烈な右翼ライナーを放ち見事な片りんを見せた
三塚の初打席では、3回無死一塁という場面で迎えた
初球は128キロのスライダーであり、ファウルにするも「緊張というよりかは楽しみの方が強かった」と語ったように、若い力強い精神が垣間見えた
安打は出なかったものの、全4打席でファーストストライクをスイングする積極性も見せた
「初球から積極的に振っていこうと思っていたので、スイングできたのはよかった」と振り返る三塚の姿勢が光った
振り返って、三塚は「思っていたよりもスピード、切れが上」とプロの投手のレベルを実感したようだ
そして、「やっぱり割り切ってやっていかないといけない」と成長の重要性を感じ取った様子だった
最後の打席の強烈な当たりには「手応えを感じた」と嬉しそうに話し、阿部監督も「いいピッチャーに立ってほしいというのがあるから
そこで何とかなったと思うし、いい当たり一本出たので、これから楽しみ」と期待を寄せた
三塚琉生選手のデビュー戦は、緊張と期待が交錯するも、彼のフルスイングや初打席での姿勢から多くのファンの期待が寄せられる場面となりました。若さの中にある大胆さが、今後の成長を予感させるプレーでした。
キーワード解説
- プロ初出場とは?プロ野球選手として初めて試合に出場することを指します。選手にとっては非常に重要な一歩となります。
- 三振とは?打者がボールを打てずに三回ストライクを取られることを指し、アウトとなります。この結果は選手にとっては見逃したりファウルにするという機会を逃すことを意味します。
- フルスイングとは?バッティングにおいて、力強く全面的に振り切る打ち方を指します。これにより、ボールに最大限の力を伝えやすくなります。
- ファーストストライクとは?打者が最初に投げられるボールのことを指し、これを積極的に打ちにいくことは、打撃の戦略として非常に重要です。

