オリックスが巨人をサヨナラで下す 接戦の末に終わる交流戦第2戦

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2025年6月14日、京セラドーム大阪で行われた日本生命セ・パ交流戦で、オリックスが巨人を延長11回の接戦の末にサヨナラ勝ちを収めた

この試合では巨人が5回に先制点を献上した後、8回に同点に追いつくも、最終的には11回に巨人の中川が押し出し四球を与え、昨季からの同カード5連敗となった

試合の流れ

巨人は5回にグリフィン投手が無死一塁の場面で相手の西川選手に右前打を浴び、その後右翼手キャベッジが誤って処理し、三塁走者頓宮選手が三塁へ進むミスを犯した

これにより1死後、二ゴロの間に先制点を献上する結果となった

粘りを見せた巨人

追いかける展開の中、巨人は8回に2死からオコエ選手による二塁打から泉口選手が同点打を放ち、試合を振り出しに戻した

しかし、最終的な勝利は得られなかった

選手の活躍と課題

オリックスのエース・宮城投手に対し、巨人は7回まで得点圏に走者を置いたのは一度だけで、得点力不足が露呈した

将来的に期待される選手として、この日プロ初スタメンを果たした三塚琉生選手が挙げられるが、結果は4打数無安打3三振と厳しい内容だった

次の戦いに向けて
阿部監督は試合後、「ピッチャーはほぼほぼ全員で頑張れたので」と評価しつつ、チームの守備力が今後の鍵であることを示唆した

今季失策数が12球団ワーストであることもあり、守備力の向上が求められる

次戦は戸郷投手が先発し、連敗を止めるために臨む

今回の試合は巨人にとって厳しい結果となりましたが、同時に選手たちの粘りや成長の可能性を示す場面もありました。ただ、不安定な守備や得点力不足が浮き彫りになったため、次の試合では改善が求められるでしょう。特に、次回の試合での立て直しに期待が集まります。
キーワード解説

  • 延長戦とは?試合が規定のイニングを超えても勝敗が決まらない場合に行われる追加のイニングで、両チームが勝利を目指して戦うことを指します。
  • 押し出し四球とは?打者が一度もボールを打つことなく、出塁することを意味します。投手がボールを4回投げてストライクゾーンを外れた場合、打者は自動的に一塁へ進むことになります。
  • 得点圏とは?得点が入る可能性がある状況、具体的には得点が生まれる可能性のある位置に走者がいることを指します。

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