中日、完封負けで連敗 先発・松葉は好投も無援護に泣く
■プロ野球 交流戦 西武 1ー0 中日 (15日 ベルーナドーム)中日ドラゴンズが西武ライオンズとの試合で、今季14度目の完封負けを喫し、両リーグ最多タイとなってしまった
これにより、西武に連敗を喫し、3カードぶりの負け越しが決まり、戦績は29勝32敗2分で借金3に調整された
試合の流れ
試合は0-0の均衡が続く中で迎えた6回、先発投手・松葉貴大(34)が先に割り込んできた滝澤と長谷川の連打によって先制点を許し、そのまま決勝点となった中日の打線は西武の先発・武内に対してわずか4安打に抑え込まれ、再三の走者を置くも追加点には繋がらなかった
松葉の好投
松葉は8回を投げ1失点という好投を見せたが、前日先発の髙橋宏と同様に完投負けを喫し、今季4敗目を記録したシーズン成績は6勝3敗、防御率1.61となっており、特に安定した投球を示している
今日は中日が捕手・石伊と3試合連続でバッテリーを組んでおり、信頼関係が育まれていることが伺える
打線の動き
スタメンには3番レフトのブライト、4番ファーストのカリステ、5番DHの石橋が並ぶクリーンアップが期待されたが、期待に応えられなかったこの試合ではブライトが9試合ぶり、石橋は今季初のスタメン出場であったが、攻撃が活性化するには至らなかった
ポイントとなった場面
6回裏の攻防が試合の明暗を分けた松葉が無失点を続ける中、先に失点を許したことで、逆転のチャンスを生むことができなかった
特に8回にはチャンスを拡大するも、ブライトが右飛に打ち取られ得点機を逃した
今後の展望
中日のこれまでのパフォーマンスを振り返ると、防御率1.61という松葉の投球には希望が見えるが、打線の奮起が求められる次の試合では、打撃陣がどれだけ効果的に得点を挙げることができるかが鍵となるだろう
今回の完封負けは、中日ドラゴンズにとって厳しい試合でした。松葉選手が素晴らしい投球を見せるも、打線が応えられず得点を挙げられなかったことが響きました。これからは打撃陣の奮起が期待されます。
キーワード解説
- 完封負けとは?:完封負けとは、野球の試合で相手チームが得 pointsを挙げずに負けることを指します。これはピッチャーが非常に優れた投球をしたことを示す場合も多く、昨今の中日ドラゴンズはこれが頻繁に起きています。
- 防御率とは?:防御率は投手がどれだけ失点を抑えられるかを示す指標で、1イニング辺りの失点を算出して地位が評価されます。松葉選手は1.61と非常に優れた数値を示しています。
- バッテリーとは?:バッテリーは、野球において投手と捕手の組み合わせを指し、その連携が試合の成功に大きく影響します。松葉と石伊のバッテリーが特に注目を集めています。

