日本ハム、延長戦でのサヨナラ勝利により貯金11に到達

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◇交流戦 日本ハム8―7広島(2025年6月15日 エスコンF) 最大7点差を跳ね返し、延長10回にサヨナラ勝ちを収めた日本ハムが、今季の貯金を最多の「11」に増やした

試合は、広島が一時はリードを7点まで広げる展開となった

6回には悪夢のような6点を奪われたが、その後日本ハムは必死の反撃を見せ、9回には2アウトから追いつく劇的な場面を演出した

新庄監督の喜びと選手たちの奮闘

試合後の会見では、新庄剛志監督(53)が選手たちの奮闘を称賛し、「しびれたねー

1軍に上がってきた選手が全員打ったでしょ

中島君の四球も、田宮君の内野安打も、そしてサヨナラホームランも全てが見事だった」と感慨深げに語った

9回2アウトからの逆転劇

9回2アウト、走者なしという厳しい状況から、中島卓也が四球を選び、その後に田宮が起用される場面では、監督は「選んでください」と冗談交じりのコメント

田宮はその期待に応え、サヨナラ弾を放った

選手起用の巧妙さ

田宮を昇格させた理由について、監督は「スイングに注目していた

タイミングをしっかり取れていたので、上げるタイミングだと判断した」と説明

選手層の厚さが、勝利に繋がったことがうかがえる

広島に強い日本ハムの意気込み
広島との対戦では苦手意識があったが、選手たちは「今年のファイターズは違う」と自信を高める場面も

監督は例え厳しい局面でも、追いつく力を持ったチームへと成長したと述べた

今後の試合に向けて、監督は「常に層を厚くしたい」と語り、選手たちの競争がチーム全体を刺激し、パフォーマンスの向上に繋がるとの期待感を示した

今回の試合は、多くの逆転劇や選手の奮闘があり、観客もその熱気を共有しました。特にサヨナラホームランと選手層の厚さが、勝利の大きな要因となったことは、来たる試合への期待を高めました。監督の思いも選手に伝わっているようで、今後の展開にも目が離せません。
キーワード解説

  • サヨナラホームランとは?試合が延長戦に突入した際、同点の状態で最終のイニングに自チームが得点を入れ、相手チームがもう攻撃できない状況で試合が終了することを指します。
  • 逆転劇とは?試合の途中で大きくリードされていたチームが、後半に入ってから一気に得点を重ねて逆に勝利を収めることを表現する言葉です。
  • 選手層とは?スターティングメンバーだけでなく、控え選手も含めた全体の実力や質のことを指し、これが厚いほど選手起用の選択肢が増えます。

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