山川穂高、苦境を乗り越え会心の打撃フォームを探る

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ソフトバンクの山川穂高内野手(33)は、打撃不振を理由に16日付で出場選手登録を抹消されたが、その後ファームでの練習に専念する意向を示した

17日から福岡県筑後市で行われているファームの練習に合流した山川は、今後の方針について、チームの小久保監督から調整を任されていることを明かした

練習内容と手応え

この日はプールトレーニングを行った後、屋外でのフリー打撃や室内でのティー打撃をおこなった

フリー打撃では複数のホームランを放つなど、良い感触を得ている様子だった

山川は、「姿勢を意識したことで、センター方向や少し右にホームランが多かった」と手応えを感じていると語った

彼は、「試合に出ることで体が丸まってしまいがちだ」と自らの状態について説明した

昨季とのギャップ

移籍初年度の昨季は、全試合で4番を担い、本塁打と打点でリーグ2冠を達成した

しかし、今季は59試合で打率2割4厘、9本塁打、28打点と、打撃成績が伸び悩んでいる

「今年のバッティングは『これかな』と思っても、違うということが続いている」と語り、現在の苦悩を振り返った

今後の展望

1軍復帰は最短で27日のロッテ戦から可能となる

今年の離脱期間を有意義に使い、「バッティングをしっかりと固めたい」と意気込む山川

目指すは、「一度体にしみこませて、(1軍に)合流した時に特に意識せずに打つことができる状態」としており、不振脱出に向けた取り組みが続く

監督のコメント
小久保監督は、山川の抹消理由について「リフレッシュも兼ねて」と説明しており、復帰は交流戦明けの予定だ

今後の展開に注目が集まる

山川穂高内野手の取り組みは非常に意義深いです。打撃フォームや姿勢の改善に励む姿は、選手としての向上心が強く感じられます。特に、昨季の輝かしい実績とのギャップがある今季、いかにして彼がこの逆境を乗り越え、復活を遂げるのかが注目のポイントと言えるでしょう。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?:フリー打撃は、投手がボールを投げる際に選手が自由に打撃練習を行うスタイルで、選手が自由に打つことで打撃感覚を取り戻すのに役立ちます。
  • 打率とは?:打率は、選手が打席に立った回数に対するヒット数の割合を示し、選手の打撃能力を評価するための重要な指標です。
  • ホームランとは?:ホームランは、選手が打ったボールがフェンスを越えることで得点が入る形のヒットで、特に得点力の象徴です。

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