小笠原慎之介投手、リハビリ継続に伴う配置転換とメジャー昇格の可能性について

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右脇腹の腹斜筋挫傷で離脱している小笠原慎之介投手(27)は、6月18日(日本時間19日)に、ナショナルズ傘下のルーキーリーグ「FCFナショナルズ」から、ハイAリーグのウィルミントンに配置転換された

この発表はウィルミントンの公式X(旧ツイッター)アカウントにて行われた

小笠原選手は、6月14日(同15日)にFCFナショナルズで約2カ月ぶりの実戦となるリハビリ登板を行い、2イニングで1安打無失点、2奪三振という結果を残した

しかし、メジャー初登板への道のりは依然として厳しそうである

その日の米ファンタジースポーツサイト「ロトワイア」の報道によると、リハビリが完了し、現在登録されている負傷者リスト(IL)から外れたとしても、近日中にメジャー昇格する可能性は低いとされている

「小笠原選手は全てが順調に進めば、(離脱前に所属していた3A)ロチェスターに登録されるはずだが、短期間内にメジャー昇格が検討される兆しは見えない」とのことだ

彼は1月に中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年総額350万ドル(約5億1000万円)の契約を締結している

オープン戦では5試合の登板で防御率11.25と振るわず、開幕メジャーの座を勝ち取れなかった

その後、今季は3Aリーグで3試合に先発し、計15イニングで12奪三振、4死球、防御率4.80、WHIP(イニングあたりの被安打数)1.33という成績を残している

だが、4月17日には右脇腹の痛みでIL入りを余儀なくされた

小笠原慎之介投手の現状は、怪我から回復する過程であり、今後のメジャー昇格に向けての道のりは依然として険しいといえます。リハビリ登板では無難な成績を残しましたが、依然としてメジャー昇格の兆しが乏しいことから、慎重な判断が求められる状況です。
キーワード解説

  • リハビリ: リハビリとは、怪我や病気から回復するための訓練や治療のことを指します。選手にとって重要なプロセスで、再発防止や体力の向上が目的です。
  • ポスティングシステム: ポスティングシステムとは、メジャーリーグのチームが海外の選手を獲得する際に使われる入札制度のことです。選手の権利を保護するために導入されています。
  • WHIP: WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched)は、投手が1イニングに許す安打と四死球の合計を示す指標です。数字が低いほど、ピッチングが安定していると言われます。

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