この試合はオリックスとの対戦で、ソフトバンクは2対6で敗れましたが、笹川の活躍は際立つものでした
笹川は「5番右翼」としてフル出場し、7回の先頭打者として二番手投手の博志の代わりに登板した選手が投じた球を捉えました
1ボールからの2球目を打ち返し、右越えに運ぶ見事な一発を放ったのです
「久々の会心の当たり
カットボールに反応できた」と試合後に語り、満足感を漂わせました
今季5年目となる笹川は、右腓骨(ひこつ)骨折の影響で周東佑京が登録抹消されたため、4月29日に急遽一軍に昇格
しかし、このシーズン初めの14試合では、打率1割4分3厘、2打点と期待外れの結果が続いていました
そのため、5月26日に登録を外れた経緯があります
現在、ウエスタン・リーグでは42試合に出場し、打率2割4分8厘、6本塁打、24打点を記録しています
「まだまだ打たないと、1軍に上がれない」と自らを鼓舞する姿勢を見せています
(浜口妙華)【#OTTOホークスファーム情報】今回の笹川選手の活躍は、個人の努力が結果として表れた好例といえます。昨シーズンの苦難を乗り越え、徐々に調子を上げてきた彼の姿は、ファンにとっても喜ばしいことでしょう。挑戦を続ける彼の姿勢が、今後のさらなる成長につながることを期待したいです。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?プロ野球の二軍チームが対戦するリーグで、選手の成長や実力を確かめる重要な場です。
- カットボールとは?投手が投げる特定の球種で、ボールが横に切れる動きを持ち、打者にとっては打ちにくい球です。
- 腓骨(ひこつ)とは?足の骨の一つで、外側に位置し、足首の安定を助ける役割があります。

