阪神のデュプランティエが来日初の完封勝利、ロッテ戦を2-0で制す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 阪神タイガースのジョン・デュプランティエ投手(30)が、6月19日に行われたロッテ戦(甲子園)で先発し、見事な投球を披露しました

彼は109球を投げて4安打12奪三振という成績を残し、来日初の完封勝利を達成しました

今季の勝利はこれで3勝目となります

 デュプランティエとバッテリーを組んだ坂本誠志郎捕手(31)は、二人三脚のように連携してロッテ打線を封じ込めました

試合開始直後の初回には、二死から3番・池田選手に左翼への二塁打を許しましたが、続く4番・山本選手を二ゴロに打ち取り無失点のスタートを切ります

その後の中盤では、カーブを効果的に使いながら抑え、6回と7回には2イニング連続で三者連続三振を奪いました

 9回のマウンドに上がった際には、観客の「あと1球コール」がエネルギーとなり、最後は山本選手を空振り三振に仕留め、完封勝利を決めました

試合後、デュプランティエは「笑顔が止まらなかったし、感情の爆発が止まらなかった

坂本がしっかり導いてくれたおかげでこういう結果になった、本当に感謝している」とコメントしました

 一方、打線は序盤は相手先発・種市選手の前に苦戦しましたが、4回には近本選手の左犠飛で先制し、7回には大山選手の適時打で追加点を奪いました

藤川球児監督は、「マリーンズの打線が前半積極的に来ていたが、坂本がうまくデュプランティエを導いた素晴らしいバッテリーの仕事だった」と評価しました

 この結果、阪神は2-0の零封勝ちを収め、セリーグの首位を堅守しています

2位のDeNAとは3.5ゲーム差をつけており、チームの勢いがさらに増しています

今回のデュプランティエ選手の完封勝利は、阪神チームにとって大きな意味を持つ勝利でした。観客の応援も力となり、選手たちの連携が試合を決定づけました。坂本選手とのコンビネーションが光り、これからの試合に向けて期待が持てます。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?:投手が相手チームに一度も得点を許さずに試合を終えることです。
  • 奪三振とは?:投手がバッターを三振に打ち取ることです。
  • バッテリーとは?:投手と捕手のコンビのことで、特に野球では重要な役割を担います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。