試合では打線が16安打を放ち、16得点を挙げるという爆発的な攻撃を展開しました
この試合で特に注目されたのが、今季一軍に昇格した津森宥紀投手(27)です
津森は、サイドスローという投球フォームを持つ右腕で、昨シーズンまでの4年間にわたり、40試合以上の登板経験があります
今年の開幕を一軍でスタートしましたが、状態が思わしくなく、5月1日に登録を抹消されて以降は二軍で調整を続けていました
津森の復帰登板
約1か月半ぶりとなった一軍復帰戦では、試合が大差で優位に進んでいた9回に登板し、150キロを超える直球を武器に2者連続三振を奪い、三者凡退で試合を締めました試合後、小久保監督は「今日の一番の収穫は津森
以前の一軍での投球とは全く違う
中継ぎが手薄な中で、彼がこの調子を維持できれば、勝ちパターンに入る可能性が見えてきた」と高く評価しました
選手の言葉
津森は「点差は関係なく、一軍に戻ったからには悔いを残したくない力の限り投げた」と意気込みを語りました
また、現在のチーム状況についても触れ、「現在はオスナ、ヘルナンデス、尾形などが登録を抹消されて苦しい状況
自分がその埋め合わせをするつもりで準備してきた」と語るなど、チームへの高い意識を持っています
今後の展望
津森は「もちろん勝負所で投げたいが、今はしっかりとゼロで抑えることを念頭に置いているあとは自分の気持ちを込めて投げていきたい」と今後の意気込みを新たにしました
今回の試合は、ソフトバンクの打撃力が際立っただけでなく、津森投手の復帰も好材料になりました。津森選手が復帰戦で見せたパフォーマンスは、チームにとって重要な役割を果たすことが期待され、今後の試合に向けた注目が集まります。
キーワード解説
- サイドスローとは?:サイドスローは、投手が横向きの状態で投げる投球フォームの一つで、ボールが横から来るため、バッターにとっては打ちにくい角度になります。
- 勝ちパターンとは?:勝ちパターンは、試合の終盤でリードしている際に、勝利を確実にするために登板する投手の組み合わせを指します。

