両チームともに今季最多の１６安打と１６得点を挙げたソフトバンクは、次戦の２０日の試合で頂点が決まる可能性がある
この日のヒーローは栗原陵矢内野手（２８）
彼は自己最多タイの１試合で６打点を記録し、試合の流れを変える存在となった
「勢いのまま明日からの甲子園での３連戦で勝ち越したい」と口にした
栗原は試合の初回に、２死一、三塁の場面で、153キロの速球を捉え、右中間フェンス直撃の先制２点二塁打を放った
「なかなかチャンスで打てていませんでしたし、何とか一本打ちたかった」と彼は当時の思いを語る
さらに、７回には再びチャンスを迎え、右越えに４号３ランを記録
この場面でも、６回には失策があったにもかかわらず、「足を引っ張ってしまったので取り返そうと思った」と言い、打撃によって存在感を示した
栗原は５月からの長い不振に悩み、今季の打率は２割２分２厘と苦しんでいるが、交流戦に突入してからは徐々に調子を上げている
近藤や柳町との意見交換を重ねながら練習に取り組み、「気持ちのいいスイングになってきた」と自信をつけている
この２日間、最も重要な助言役である近藤が欠場しているものの、その影響を逆手に取り打順を上げ、２戦連続でマルチ安打を記録する成果を上げた
小久保監督は、「何とか外野フライを
それができる選手
求めるところはもっと高い」と栗原に期待を寄せている
２軍調整の山川とともに栗原の完全復活を「もちろん」とし、今後の勝利に向けたカギとして挙げた
「他のチームのことより、自分たちが１つずつ
（交流戦は）あと３試合しっかり勝ちたい」とヒーローは意気込みを示した
その結果、チームは２カード連続の勝ち越しを決め、セ・リーグの首位を行く阪神をも飲み込む勢いを持っている
今回の試合での栗原選手の復調は、チームにとって非常に大きなプラスとなりました。彼が持つ打撃力は、ソフトバンクの勝利にとって不可欠な要素です。今後の試合でもその調子を維持し、さらなる貢献を期待したいです。
キーワード解説
- 交流戦とは？プロ野球においてセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦するリーグ戦のことです。
- 打点とは？チームが得点するきっかけを作った選手に与えられる数値で、選手の攻撃力を示します。
- 速球とは？投手が投げる球種の一つで、高速で直線的に進むため、打者にとっては捉えにくい球です。
