阪神・デュプランティエが来日初完封、連勝に貢献

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阪神タイガースの助っ人右腕、ジョン・デュプランティエ投手(30)が、19日のロッテ戦(甲子園)で来日初の完投と完封を達成した

試合では9回を投げ109球を投じ、4安打無失点、12奪三振という圧巻の投球を見せ、阪神は2-0で勝利を収めた

これによりチームは連勝を飾り、貯金を9に増やした

独特なピッチングスタイル

デュプランティエは、試合を通じて彼の得意とする直球とナックルカーブを駆使

特に、序盤から中盤にかけてはスピードのある直球を生かし、3回までの投球球数はわずか30球に抑えた

5回以降は捕手の坂本誠志郎(31)のリードに従い、ナックルカーブを効果的に使い、相手打線を翻弄した

相乗効果の生まれた投球

デュプランティエは「あなたを信じる、その配球に集中する」と坂本に伝え、その信頼の下で戦略を展開

最後の4イニングでの三振は、直球ではなく、ナックルカーブによるものであり、意思疎通が完璧であったことが成功のカギとなった

日本でのピッチングの特徴

デュプランティエのナックルカーブの有効性は、日本の湿気のある気候に起因するとされており、アメリカよりも曲がりが鋭くなるという利点がある

藤川球児監督(44)もこの特性を理解しており、デュプランティエに適切なアドバイスを送っている

阪神の歴史に刻まれた快挙
これまで阪神で来日1年目の外国人投手が、2桁奪三振と完封勝利を同時に達成したのはデュプランティエだけであり、その偉業は虎の歴史に新たな一ページを追加した

デュプランティエ投手の完封勝利は、阪神にとって非常に大きな意味を持ちます。特に、連敗中のタイガースに勢いを与える契機となり、今後のシーズンに向けてのチームの士気を高める要因となったと考えられます。また、彼のピッチングスタイルが日本の気候に合っているという点も、今後のパフォーマンスに期待を寄せる要因です。
キーワード解説

  • 完封とは?:完封は、試合の中で相手チームが得点をすることなく試合を終えることを指します。投手が優れたプレーをすることを示す重要な指標です。
  • ナックルカーブとは?:ナックルカーブは、投球の一種で、ボールに特殊な回転をかけることで、打者にとって予測しにくい動きをする球です。打者が的を絞るのが難しくなります。
  • 奪三振とは?:奪三振は、ピッチャーが打者を三振にする回数を指し、投手の力を示す統計です。多くの奪三振は、高い投球技術を表しています。

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