阪神の坂本誠志郎がデュプランティエの初完封を支え、交流戦での存在感を発揮

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(日本生命セ・パ交流戦、阪神2ー0ロッテ、3回戦、阪神2勝1敗、19日、甲子園)阪神タイガースの坂本誠志郎捕手(31)が、先発投手デュプランティエの来日初完封を支えた

試合終了後、坂本はウイニングボールを抱きしめ、右手をグッと握り締めた

デュプランティエの素晴らしい投球を称賛しながら、「キャッチャーとしては相手に点をやらなかったら負けることはない」と強調した

坂本は、守備でも光るプレーを見せた

五回裏には相手ランナーの二盗を阻止するなど、重要な場面で流れを渡さなかった

その後も九回に4番・山本をカーブで空振り三振に仕留め、デュプランティエと熱い抱擁を交わした

試合当日は、坂本の母校である履正社中軟式野球部の生徒たちが観戦に訪れており、坂本は彼らに色紙と帽子40個分のサインを贈った

「少しでもみんなが頑張る励みになれば」と願いを込めた

また、坂本は打撃でも好調を維持しており、四回には先制点につながる中前打を放ち、25試合連続出塁を達成

六回には左越えの二塁打を記録し、交流戦打率は405を記録しており、規定打席には届かないが、ソフトバンクの柳町に次ぐ隠れ2位となっている

他の選手との競争を意識しつつ、さらなる得点に絡むチャンスについても意欲を見せた

この試合の坂本の活躍は、履正社の後輩たちに大きな刺激を与え、今後の交流戦に向けての士気を高めることに繋がるだろう

坂本誠志郎の試合での活躍は、捕手としての技術だけでなく、チームの士気を高める存在感も伺えるものです。特に後輩たちへのサイン行為は、彼がプロの先輩としての役割を自覚し、若い選手たちを大事に思っていることが伝わります。今後も坂本の活躍が続くことに期待が高まります。
キーワード解説

  • 交流戦とは?プロ野球の公式戦で、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦です。
  • 完封とは?ピッチャーが相手チームに1点も与えずに試合を終えることを指します。
  • 打率とは?選手が打席に立った際のヒット数を打数で割った数値で、打撃の精度を示します。

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