1983年のドラフトで中日ドラゴンズに指名され、長きにわたるプロ生活を全うした彼は、30年以上にわたるキャリアの中で数々の経験を積んできた
今回は、そんな山本昌が自身のプロ野球人生について語ったインタビューの一部をお届けする
「ついていく人を間違えなかった」
山本昌が振り返るプロ生活において、「ついていく人を間違えなかったこと」が成功の秘訣だと語るその嗅覚で選んだ恩人たちとの出会いが、自身のキャリアに大きな影響を与えたという
彼の人生における四人の恩人は、日大藤沢高のスカウト・高木時夫、アメリカで彼を支えてくれたアイク生原、活躍の基盤を築いてくれた小山裕史、そして、中日での監督星野仙一である
星野仙一との厳しい指導
山本昌は、星野仙一監督の厳しさについても言及した厳格な指導の中、時には平手を受けることもあったが、その中にある愛情を感じていたという
自身が悪いプレーをして何も言われなければ二軍行きという恐怖もあったため、叱責されることは逆に自分を守ってくれる信頼感につながっていたと言う
山本昌さんのインタビューを通じて、彼が厳しい指導を経て成長し続けた姿勢はとても印象的です。恩師の星野監督との絆から、選手としての自分を実現できたバックグラウンドが見えてきました。プロ野球界は厳しいですが、そうした環境の中での経験が人を大きく成長させることを改めて実感しました。
キーワード解説
- ドラフト会議とは?:プロ野球の選手が所属チームを決定するための選考会であり、各チームが希望する選手を指名する。
- 先発ローテーションとは?:プロ野球において先発投手が投球する順番を決めたもので、一般的に5人から6人で構成され、その中で投手が交替しながら試合を行う。
- 鉄拳とは?:ここでは厳しい指導方法を表現したもので、特に監督などが選手に対して行う厳しい叱責や介入を指す。

