西武・篠原響投手、初の連続四球で自己最多失点も注目の大器

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<イースタン・リーグ:ロッテ7-5西武>◇20日◇カーミニークフィールド 西武ライオンズのドラフト5位ルーキー、篠原響投手(18)が、プロ入り後自己最多の6失点を喫し、敗戦投手となった

福井工業大学附属福井高校から西武に進んだ高卒右腕は、従来の8試合で打者156人中、わずか3四死球を与える優れたコントロールを誇っており、その能力が話題を呼んでいた

しかし、この試合では初回に先頭打者に安打を許し、その後2番の立松選手、3番の中村奨選手に対してはカウント3-1から連続四球を与えるという、プロ入り後159打者目にして初の連続四球を記録した

無死満塁の状況から4番の山口選手の犠牲フライにより1点を先制されるという厳しいスタートとなった

その後も制球が定まらず、4回には93球を要し、6失点(自責点4)で降板する結果に

しかし、この日の投球では最速151キロを記録するなど、その直球のキレや制球力は依然として注目に値するものである

篠原投手は、フレッシュオールスター出場も決定しており、球団を通じて「選出されてうれしいですが、驚きの気持ちが大きいです

周りは先輩ばかりですが、遠慮せず一番目立ちたいと思います」と意気込みを語った

篠原投手の投球には期待が寄せられているが、この試合で見せた制球の乱れは、若手選手にとって避けがたい課題と言える。特に連続四球を与えてしまった点はこれからの改善点として注目されるが、彼自身の強気な姿勢は今後の成長を期待させる。
キーワード解説

  • 篠原響投手とは?:プロ野球西武ライオンズに所属する高卒ルーキーの投手で、優れたコントロールと速球が特徴。
  • フレッシュオールスターとは?:プロ野球の若手選手だけが参加する特別なオールスターゲームで、若手選手の活躍の場となる。
  • 連続四球とは?:ピッチャーが連続して打者に四球を与えることを指し、通常はコントロールが崩れていることが多い。

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