この試合で殊勲の選手となったのは、育成入団から昨年7月に支配下選手に昇格した6年目の石塚綜一郎選手です
打撃検定プログラムをクリアした選手
石塚選手は、ソフトバンクが導入した4軍制の育成システムの中で新たに設けられた「打撃検定」プログラムを完全にクリアした第1号の選手ですこの打撃検定とは、選手の打撃能力を16段階に分けて評価し、各球団のエース級の投球を模倣したデータを使用して、実戦に近い形で能力を向上させる取り組みです
勝負を決めた適時二塁打
試合の重要な局面、延長10回での場面で、石塚選手は左腕及川雅貴投手から初球のカットボールを右中間に運ぶ決勝の適時二塁打を放ちました小久保裕紀監督は「石塚がよく打ちました
大いに自信にしてもらいたい」と彼の活躍に大きな期待を寄せています
高い成績を上げる石塚選手
石塚選手は、岩手・黒沢尻工高出身であり、そこでの3年間は甲子園と無縁だったため、「プロの世界でヒーローになれてよかったです」と感慨深げに語っています19日の広島戦でも大きな活躍を遂げており、期待が高まっています
今回の石塚選手の活躍は、彼の努力と育成システムの成果が結実したものであり、今後の試合でも期待が高まります。特に打撃技術を測定する「打撃検定」の成功が、選手個々の成長にどのように寄与しているかが注目されます。
キーワード解説
- 打撃検定とは?:選手の打撃技術を測定し、向上を図るために設定されたプログラムのこと。
- 4軍制とは?:選手育成のために設けられたチーム制で、複数の段階で選手を育てるシステムのこと。
- 支配下選手とは?:プロ野球チームの正式なメンバーとして登録された選手のこと。

