阪神・及川選手、痛恨の一球で交流戦の連敗が続く

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(日本生命セ・パ交流戦、阪神1-2ソフトバンク=延長十回、1回戦、ソフトバンク1勝、20日、甲子園)試合が進む中、阪神の若手ピッチャー、及川選手が9回を終えて同点に持ち込んだものの、延長戦で決勝点を奪われ、悔しい敗北を喫した

及川選手は試合後、「守備に助けられながらも粘れなかった

初球の入りなど失投が多かったので、そこが反省点ですね」と冷静に振り返る

試合は白熱した投手戦の末に進み、延長10回に突入した

及川選手はその回のマウンドを託され、先頭打者の野村選手に二塁内野安打を許し、すぐにピンチを迎える

その後、犠打で1死二塁となり、その後の打者をアウトにするも、代打の石塚選手による痛烈な直球を捉えられてしまった

及川選手が直球を投げた初球は、143キロの速球だったが甘く入ったため、右中間に打球が飛び込み、そのまま決勝打となってしまった

この失投がもたらした決勝点に対し、及川選手は「あとアウト1つだったのに」とガックリと肩を落とした

阪神は、これで連敗中のチームにさらに厳しい状況をもたらした

前回の西武戦から続く7連敗で、桐敷選手や湯浅選手などの中継ぎ投手も負けが付いており、負の連鎖が続いている

しかし、藤川監督は及川選手を責めず、信頼を寄せる姿勢を示し、「また明日から普通にやってくれれば」と次の試合に向けた期待を語った

及川選手は今季、チームで最多となる31試合に登板しており、防御率は0.88と好成績を残している

この日の敗戦は痛恨だが、監督は彼の実力への信頼を失っていない

交流戦における阪神の苦戦が続く中で、チーム全体が一丸となって立ち直ることが求められる

今回の試合を通じて、阪神の若手投手である及川選手の成長と課題が見えました。彼は防御率が非常に良く、チームに貢献していますが、延長戦での一発が試合を決定づける難しさを痛感したことでしょう。チーム全体の結束力が試される局面が続いています。
キーワード解説

  • 延長戦とは?:試合が同点に終わった場合に、勝利を決めるために行う追加のイニングを指します。
  • 失投とは?:ピッチャーが投げたボールが、意図したところに行かず、打者にとって打ちやすいコースに行くことを意味します。
  • 防御率とは?:投手の成績を表す指標で、投球回に対して被った自責点の数を表記するものです。数値が低いほど良い成績です。

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