高卒ルーキー岸川和広、巨人戦での活躍を見せる

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イースタン・リーグの試合で、オイシックスは巨人に1-6で敗れたが、18歳の高卒ルーキー岸川和広選手(東海大静岡翔洋)がチーム初安打を記録し、持ち味を活かしたプレーで観客の目を引いた

岸川のプレーが光る

岸川選手は9番遊撃として先発出場し、2打数1安打という成績を残した

特に6回裏、先頭打者として初球を遊撃に運び、内野安打を記録した

このプレーにより、チームは巨人戦で初めての安打を記録し、彼のスピードが生かされた形となった

50メートルを6秒を切るという俊足を活かし、全力疾走で一塁に到達し、セーフのコールを得ると、一塁側ベンチは歓声に包まれた

守備でも際立つパフォーマンス

岸川選手は打撃だけでなく、守備でも素晴らしいプレーを見せた

6回表、1死一塁の場面で中前に抜けそうな打球に飛びつき、グラブトスを使って併殺を成立させた

彼自身は「自分の守備があったので、次につなげていこうと思った」と話している

チーム状況と岸川選手の役割

オイシックスは藤原大智選手(25)や山田龍青選手(19)などの内野陣に故障者が多く出ている中、武田勝監督(46)は岸川選手の起用を続けている

「チャンスをつかんだ」と監督が評価する中で、彼は自信を深めている

岸川選手は、「1年でも早くプロ野球選手になりたい」という思いを持ってオイシックスに入団し、その志を少しずつ形にしつつある

岸川選手の活躍は、若手選手がチームに与えるエネルギーを感じさせるものでした。特に、守備での好プレーや、俊足を活かした内野安打は、将来のスタープレイヤーへの期待を高めます。チームの厳しい状況の中で、彼が果たす役割はますます大きくなっています。
キーワード解説

  • 高卒ルーキーとは?:プロ野球において、高校卒業したばかりの選手を指し、特に若くてフレッシュな才能を期待される選手のことです。
  • 内野安打とは?:野球で、打球が内野の守備範囲内に直接飛んでいき、内野手の守備を振り切って出塁する安打のことを言います。
  • グラブトスとは?:守備の際、ボールを投げるのではなく、グローブの中でボールを転がしながら次のプレーヤーに渡す技術で、迅速なプレーが求められます。

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