試合はDeNAとの対戦で、彼は2回に3者連続本塁打を浴び、最終的に4安打3失点を記録し、初黒星を喫した
広池投手は試合開始前は緊張していたものの、初回に関しては「思ったより緊張はしなかった」と振り返る
初回は10球中9球を直球で攻め、最大153キロを記録して三者凡退に抑える好スタートを切った
しかし、2回に入ると、先頭の牧選手にスプリットを打たれ、二者目の筒香選手にはカーブを、続く戸柱選手には高めの直球をそれぞれ本塁打にされてしまった
試合後、広池投手は「1軍のレベルは全然違う」と素直な感想を漏らした
そして自分の直球には自信を持つ一方、「変化球がまだまだ」と課題を認めた
チームの吉井監督も「真っすぐにすごく特徴がある
しかし、真っすぐだけでは抑えられない
課題は明確だ」と指摘した
広池投手は「安打を打たれてもいい
長いイニングを無失点で抑えられる投手になりたい」と意気込みを語っており、今後の成長が期待される
広池選手の初登板はプロとしての新たなスタートを意味しますが、高いレベルの試合においていかに厳しいかを実感した試合でもありました。彼が本打たれたことは大きな学びとなるでしょう。これからの成長が楽しみです。
キーワード解説
- プロ初登板とは？プロ野球選手が一軍の試合に初めて出場することを指します。
- 本塁打とは？バッターが打った球がフィールドの外に飛び出し、得点を上げることを意味します。
- スプリットとは？変化球の一種で、ボールが急激に落ちる特徴を持っています。その効果により打者を翻弄します。
- 変化球とは？投球の際に、ボールの回転や投げ方を工夫して、直球以外の軌道を持たせるボールのことを指します。
- 直球とは？速球とも呼ばれ、ピッチャーが最も基本的に投げる球種です。特に速さが求められます。
