この試合で注目を集めたのが、ヤクルトのドラフト3位で入団した荘司宏太投手(25歳)である
荘司の復帰登板
荘司は8回にチームの2番手投手としてマウンドに上がり、1回を見事な3者凡退に抑えたここで注目すべきは、彼が開幕から球団新人記録となる「12試合連続無失点」を達成していたことだ
しかし、5月17日の楽天戦においてプロ初失点を記録し、その連続無失点記録は途切れてしまった
見事な三者凡退
この日の登板でも荘司は緊張した様子を見せつつも、自身の投球を振り返り「うまく3人で終われて本当に良かった」と安堵の表情を浮かべた荘司は1番打者の西川を見逃し三振に仕留め、続けて2番の宗を遊ゴロに打ち取った
そして、最後には太田から空振り三振を奪うなど、結果を残した
先発投手・吉村も好投
先発投手の吉村貢司郎は7回を投げ、5安打1失点という内容で今季4勝目を挙げた「テンポよく投げられたのは良かった」と振り返り、荘司にとって大きな自信となる登板を支えた
荘司投手の投球は、自身の自信を取り戻す上で非常に重要なマウンドとなった。彼は若手投手の中でも特に注目される選手であり、今後の活躍が期待される。吉村投手とのコンビネーションも良く、チームに好影響を与えることができそうだ。
キーワード解説
- 交流戦とは?プロ野球において、セ・リーグとパ・リーグの各チームが対戦する特別な試合です。
- 無失点とは?ピッチャーが自チームに得点を許さない状態のことで、非常に優れた投球の証しとされています。
- 三者凡退とは?イニングにおいて攻撃側が3人のバッターが出場し、全てアウトになることを指します。

