阪神ドラフト注目の若虎、今朝丸裕喜投手と町田隼乙捕手の成長を見守る

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阪神タイガースは兵庫県尼崎市に新たに開業したファーム施設で、若手選手の育成を強化しています

その中で、新企画「2軍リポート 大物から大物へ

若トラ駆ケル」第3回目に焦点を当てるのは、ドラフト2位の今朝丸裕喜投手(19歳)とドラフト4位の町田隼乙捕手(22歳)の成長です

今朝丸裕喜投手の成長ぶり

今朝丸投手は、期待される大型右腕で、成長の兆しを見せています

彼は、5月22日のウエスタン・リーグでのオリックス戦でプロ初先発を果たし、3回を3安打無失点で切り抜けました

さらに、6月19日の広島戦ではプロでの最長となる5回1/3を投げ、3安打無失点の好投を見せました

「真っスラ」の威力を生かす

今朝丸投手は、村上選手の「真っスラ」(真っ直ぐのスライダー)についても意識しており、バッターにとっては非常に嫌な武器として感じています

真っスラは、直球が通常の軌道よりもわずかに曲がり、左打者は詰まってしまい、右打者には先端にいくため簡単には打ちづらい球です

江草2軍投手コーチは、この投球の特性を「バッターからしたら嫌な球」と分析しています

体づくりを重視

今朝丸投手は、今季の目標として「体づくり」を掲げています

現在、入寮時から約5キロの増量を達成しており、77キロまで増えています

彼は1日5食を心がけており、食事の合間に小さなおにぎりやパン、バナナを食べるなど、肉体改造に励んでいます

今後の展望
今朝丸投手は、ウエスタン・リーグで6試合に登板し、2勝0敗、防御率1.59を記録しています

「順調に来れている」と語り、プロの世界で長く活躍するためには怪我をしない体を作ることが最も重要だと考えています

若き才能が汗を流し、成長していく姿は、阪神ファンにとっても大きな期待につながることでしょう

阪神タイガースの若手選手への投資が進んでいます。特に今朝丸投手は、ウエスタン・リーグでの活躍が目を引き、将来のエース候補とされています。身体作りや投球フォームの磨きも注目すべきポイントで、彼の成長が今後のチームにどのような影響を与えるか楽しみです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球における二軍のリーグで、各球団のおさまった若手選手が試合に出場して、技術を磨く場です。
  • 真っスラとは?真っスラは、直球がより直進する軌道を保ちつつ、わずかに曲がることにより、バッターが打ちづらくなる球種のことを指します。
  • 防御率とは?防御率は、投手が登板した際の失点の少なさを示す指標で、数値が低いほど投手の成績が良いとされます。

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