筒香嘉智、交流戦でトップの打撃成績を記録し復調の兆し

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筒香が交流戦を通じてトップの打撃成績を記録

DeNAの筒香嘉智外野手が、パ・リーグとの交流戦で驚異的な打撃成績を収めました

彼はOPS(出塁率と長打率を足し合わせた指数)が.992とリーグ内トップであり、長打率は.648、さらに5本塁打を記録し、これはリーグ内で2位の成績です

この成績は、昨年復帰した彼が本来の実力を徐々に取り戻していることを示しています

筒香選手はたくさんの新顔の投手と対戦しましたが、中でも特に印象的だったのは日本ハムの伊藤大海投手です

彼は6月6日に横浜スタジアムで対戦し、筒香選手はこれまで打ったことのないような特殊な直球に驚かされたと語っています

具体的には、伊藤選手の149キロの直球が非常に打ちにくく感じられ、4打席中、快音は一度も響きませんでした

伊藤選手は、WBCやプレミア12の日本代表としても活躍する27歳の右腕であり、昨季は最多勝と最高勝率の2冠を獲得しています

筒香選手は「直球がすごくふけて、ふけながら浮いていく感じだった」と振り返り、伊藤選手を「いい投手」と称賛しました

復帰から2年目の今季、筒香選手は不振に悩み、5月1日から約1か月間、二軍で調整を行いましたが、1軍復帰後は徐々に状態を上向かせています

22日のロッテ戦では、6号2ランを記録し、球団のデータによるとその打球速度は172キロ、打球角度は32度、推定飛距離は125メートルでした

筒香選手は「やっといいなと思える感じ」と手応えを感じています

交流戦は7勝11敗でチームは苦しみましたが、現在のセ・リーグでは2位につけています

筒香選手は今後もチームの打線を牽引することが期待されています

筒香選手の復調は、特に交流戦を通じて顕著になってきました。彼は数多くの新顔投手と対戦する中で、特に伊藤投手に対して強い印象を受けているようです。これまでの経験からも、自身の打撃スタイルを見直す必要があることを痛感しているのかもしれません。今後のリーグ戦でも、彼のパフォーマンスに注目が集まります。
キーワード解説

  • OPSとは?打撃力を評価するための指標で、出塁率と長打率を足し合わせた数値で、数字が高いほど選手の打撃力が高いことを示します。
  • 長打率とは?出塁時にどれくらいの打球が長打(2塁打以上)となったかを示す指標で、攻撃力の重要な要素となります。
  • 直球とは?投手が最も基本的に投げる球種で、スピードが速く、まっすぐな軌道で投げられます。打者にとって最も難しいのは、この直球の変化(ふけて浮く感じなど)を予測することです。

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