今回の練習では、直球に加え変化球も投じる本格的な投球を行い、合計33球を投げた
この日の投球練習は、6月中で2度目のブルペン入りとなり、石田投手は「変化球も投げられている
ピッチングでは相当、力を入れられて、10割でもいけた
あとはリカバリーを含めて、どのくらい投げていけるかを投げながらやっていければ」と手応えを感じる様子を見せた
石田投手は、東海大相模高校から2021年のドラフトで4位指名を受けてジャイアンツに入団
2年目の2023年にはファームで先発ローテの一角として活躍していたが、昨年3月に「左肘内側側副じん帯再建術」（通称トミー・ジョン手術）を受け、今季は育成選手としてのスタートとなっている
手術後は調整ペースが思うように上がらない時期もあったが、リハビリと地道なトレーニングを重ねてきた
次のステップとしては、実際の打者に対する投球練習が挙げられており、石田投手は「今後は左肘の感覚や体の反応を確認しながらフリー打撃やライブBP（バッティング練習の一環として行う対打者投球）での登板を目指す
7月中にはバッターに投げられたら」と自信をのぞかせた
石田投手の回復に向けた努力は多くのファンの期待を集めています。手術後の調整には苦労もあったようですが、今回のブルペン投球で自信を持てたようです。次は実戦でもどれだけの力を発揮できるのか注目です。彼の復帰がチームにもたらす影響は大きく、ファンからの声援も届いていることでしょう。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは？左肘の内側側副じん帯が損傷した際に行われる手術で、選手が再び最高のパフォーマンスを発揮するための重要な手術です。
- ライブBPとは？バッティング練習の一環として、実際の打者に対して投球する練習方法で、実戦感覚を養うために用いられます。
