ティマ選手はこの試合に「４番・ＤＨ」として出場し、３回の打席では、２死一塁の場面で小園投手が投じた時速１１３キロのカーブをしっかり捉え、打球は左中間席の奥にあり、工事中のサクを越える特大の本塁打となった
「同点の本塁打でチームに貢献できてうれしい」と笑顔で振り返ったティマ選手は、今季の立ち上がりでは４月２５日までに既に５本塁打を記録していたが、その後はスランプに陥り、約２か月間本塁打が出ていなかった
しかし、今月１０日には３軍に合流し、左の骨盤が早めに開くという自身の課題を克服するために、長く閉じた体勢を保ちながらスイングすることを意識して取り組んできた
その努力の成果が実を結び、１３日に行われたＢＣ群馬との交流戦では、1試合で2本の本塁打を記録し復調をアピール
続けて１７日から再び２軍戦に参加し、この試合の本塁打は復帰後初の安打でもあった
約２か月ぶりに放った本塁打は、チームトップの６号本塁打となり、ルーキーイヤーから５年間の集大成とも言えるアーチを描き続けているティマ選手
来日５年目のドミニカン選手は、「やっぱり自分の強みは長打
本塁打や長打を打ってチームに貢献できれば」と話しており、支配下昇格を目指してさらなる活躍を期待されている
今回のティマ選手の復活劇は、彼の努力が実を結んだことを示しています。長期間のスランプを乗り越え、見事な本塁打を放つことで、チームに貢献する姿勢が素晴らしいです。今後の活躍がさらに楽しみです。
キーワード解説
- 場外弾とは？：打球がフェンスやスタジアムの境界線を越え、スタジアム外に飛んでいくホームランのこと。
- イースタン・リーグとは？：日本プロ野球の二軍が所属するリーグの一つで、若手選手の育成や調整の場とされている。
- カーブとは？：球の軌道が一定の曲がりを持ちながら投げられる球種。打者にとっては読みづらい球になる。
- 支配下昇格とは？：選手が支配下選手名簿に登録されることを指し、プロ野球チームでの公式なプレーが可能になる。
