村上は現在、3年契約の最終年を迎えており、今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ(MLB)に挑む考えを表明している
ポスティングシステムとは、外国のプロスポーツリーグに選手を移籍させるための仕組みで、選手自身が希望する場合、球団がその意向を尊重し、移籍を許可する
これについて林田社長は、「彼がポスティングで海外に行きたいということを、昨年の12月と同じように言った場合、NPB(日本プロ野球)経由でMLBへの申請はしてあげようと思います」とコメントし、村上に対する期待と尊重を強調した
林田社長はさらに、村上のメジャー挑戦に対して球団が最大限のサポートを行う意向を示した
「問題はMLBの各球団が彼にどんな評価を出してくるか
そうなれば、村上君は自ら考えるでしょう
その際、われわれは彼の相談やサポートに回りたい」と述べ、村上への支援の姿勢を示した
村上は今シーズン、上半身のコンディション不良により開幕は2軍からのスタートとなり、4月17日の阪神戦で1軍に復帰したものの、その後再発し、現在は2軍でリハビリ中だ
彼がチームを離れることになった場合、ヤクルトにとって大きな穴が開くため、今後の戦力補強についても言及した
「ドラフトからは間に合わないので、外国人選手の獲得や最近流行っている台湾の選手たちを候補として考えたい」と語りつつ、「期待できる若手がほとんど同じような状態にあるので、誰が光り輝くかは予測できない」とし、期待を抱きながらも慎重な姿勢を見せた
今回のニュースでは、ヤクルトの村上宗隆選手がメジャー挑戦を考えていることに対し、球団が全面的にサポートする意向を示しています。村上選手の活躍は球団にとって重要であり、彼の決断がチームに大きな影響を与えることから、今後の展開に注目が集まります。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?選手が海外リーグに移籍する際、移籍を希望する選手から球団への申請によって行われる制度です。
- メジャーリーグベースボール(MLB)とは?アメリカとカナダを中心としたプロ野球リーグで、世界的に人気の高いリーグです。

