チームの期待を背負った高橋が「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」という大手術から復帰して、術後初の先発を果たした
高橋は3回を投げて2安打無失点という好投を見せた
試合後、阪神の投手陣は岩貞、島本、富田、工藤、ゲラ、岡留といった選手が登板した
特に工藤が2点を失ったものの、阪神は序盤に築いた3点のリードを死守し、そのまま試合を終えた
阪神の攻撃陣は初回に栄枝選手の適時二塁打で先制し、さらに二回までに3点を奪った
平田2軍監督 一問一答
平田2軍監督は高橋の初先発について「球数が34球だった三振は1つもなかったが、相手が良いピッチャーだったので、初球から攻撃されてしまった
しかし、悪くないピッチングだったと思う」とコメント
初回はわずか7球で終わったものの、高橋は直球やツーシーム、スライダーを交えた投球を展開し、「これからもっとイニングを伸ばしていくことができる」と期待を寄せた
高橋のピッチングスタイルと課題
高橋は151キロのストレートを3度記録し、低めにゴロを打たせる場面が多かった平田監督は「三振を取るだけがピッチングではない
ゴロを打たせる投球も重要」と語り、今後の成長に期待を寄せた
また、投球精度の向上が今後の課題であることを示唆した
高橋の地元での登板理由
高橋が静岡で先発したことに関しては「これは特別な理由はないスケジュールに基づいて勝負をしている」と述べつつ、地元ファンの応援を受けてのピッチングは心強かったと表現した
他選手のパフォーマンス
試合後には島本の復帰についても言及され、「今後も実戦を通じてさらに感覚を取り戻していくだろう」と語ったまた、栄枝のリードについても触れ、「初球の入り方は改善が必要」と厳しい言葉を投げかけていた
島田は4安打を放ち、「前川、高寺、島田といった選手の活躍が期待される」とも期待を持たせていた
高橋の復帰は阪神にとって朗報ですが、短時間での先発登板は投手としての成長段階を感じさせます。今後の投球がどのように変化していくか、ファンとしても楽しみです。試合内容としては、勝ち切ったものの投手陣の安定性が求められていると感じました。
キーワード解説
- 左尺骨短縮術とは? - 左尺骨(ひだりさくこつ)の短縮手術は、尺骨の長さを調整する手術のことです。尺骨は前腕にあり、正しく機能するための重要な骨です。
- ツーシームとは? - ツーシームはストレートとは異なり、ボールが横に変化する球種です。これにより打者を欺くことができます。
- ゴロとは? - ゴロは地面を転がる打球のことを指します。ピッチャーにとっては重要なアウトを狙える打球です。

