ヤクルト・村上のMLB挑戦を支持する林田社長のコメント

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2025年6月25日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪にて、ヤクルト本社の株主総会が開催されました

この場で、ヤクルトスワローズの代表取締役社長オーナー代行、林田哲哉氏(70)が、今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ(MLB)への挑戦を考えている村上宗隆内野手(25)の件について言及しました

ポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手が米大リーグに移籍する際に利用される制度で、選手の権利を保持しつつ、海外移籍を可能にする仕組みです

林田社長は、「彼が海外に行きたいといえば、申請はしてあげようと思います

大成してほしいというのがわれわれの思い

」と強調し、村上選手への全面的なサポートを約束しました

村上選手は、昨年12月の契約更改において「日本でやる最後のシーズンになる」と述べ、今オフのMLB挑戦を明言しています

しかし、彼は3月に上半身のコンディション不良を訴え、開幕戦は2軍でのスタートとなりました

4月17日に阪神戦で1軍に復帰したものの、試合後に再発してしまい、翌日に出場選手登録を抹消

その後、埼玉・戸田球場でリハビリに励んでいます

林田社長は、MLBの各球団が村上選手に対してどのような評価を出すかに注目しており、その評価によって村上選手が今後どう動くかを見守る姿勢を示しました

「そのときにわれわれは彼の相談、サポートに回りたい」と、球団としてしっかりとしたバックアップ体制を維持する意向を表明しました

村上選手のMLB挑戦について、ヤクルト球団が温かく支える姿勢を見せていることは、ファンにとって非常に喜ばしいニュースです。選手のキャリアを尊重し、サポートする姿勢は、球団の姿勢をも示しており、選手とチームの良好な関係を考える上で重要です。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? 日本のプロ野球選手がMLBに移籍する際に必要な手続きを指します。選手が移籍を希望する際に、球団は他のチームと交渉するための権利を設定する制度です。

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