交流戦で阪神7連敗、宮本慎也氏が敗因を分析

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
元ヤクルトの宮本慎也氏(54歳、日刊スポーツ評論家)が、公式YouTubeチャンネル「解体慎書」において、プロ野球のセ・リーグ首位を走る阪神タイガースが交流戦で7連敗した要因について鋭い指摘を行った

この分析は、阪神が交流戦最初のカードでパ・リーグ首位の日本ハムに2勝1敗で勝ち越し、続くオリックス戦では3連勝を達成するも、3カード目に登場した西武戦から7連敗を喫したことに関連している

宮本氏の分析の核心

宮本氏の分析によれば、7連敗の重大なポイントは西武との2試合目にあった

阪神は2点リードの9回に守護神・岩崎を投入せず、リリーフの湯浅を起用した

この場面では、1死満塁のピンチを招くと、結局岩崎を投入することになり、結果として源田に同点となる2点適時打、炭谷にサヨナラ打を許し、敗北を喫した

宮本氏は「湯浅を出したのであれば、その勝敗の責任を湯浅に持たせるべきであり、初めから岩崎を出すべきであった」と指摘

継投の判断が曖昧だったことが、結果として負けに繋がったと論じた

次戦の重要性

また、宮本氏は「次の試合が非常に重要であり、そこで勝てなければ流れが悪くなる」と警告した

負けが続くと選手たちの心にも影響を与え、「変な雰囲気の負けになり、選手たちが引きずることになる」と続けた

阪神は最終的に交流戦を8勝10敗で終えたが、今季の交流戦ではパ・リーグが63勝(セは43勝)と圧倒的な勝利を収めている

今後の展望

リーグ戦再開において、阪神は2位のDeNA、広島とのゲーム差が3.5となっており、今後の試合で流れを取り戻す必要がある

宮本氏の分析は、阪神の今後の戦績に影響を与える可能性がある

阪神タイガースが交流戦で7連敗を喫したことは、プロ野球ファンにとって衝撃の出来事であり、元選手の宮本慎也氏が指摘した継投策の不備が大きな要因であるとのこと。特に選手のメンタルに影響を与える「流れ」という観点からの分析はとても興味深い。今後の試合において、阪神がどのように流れを取り戻し、リカバリーするかが注目される。
キーワード解説

  • 交流戦とは?プロ野球における交流戦は、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別な期間で、勝敗はリーグ戦全体に影響を与えます。
  • 守護神とは?守護神は、試合の終盤に登板し、勝利を確保するために重要な役割を果たすピッチャーのことを指します。
  • リリーフとは?リリーフは、先発ピッチャーが試合中に交代し、試合を継続して投げるピッチャーのことです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。