彼は、ミズノと野球界の著名な打撃コーチ和田一浩氏が共同開発した「Axis Maker（アクシスメーカー）」というトレーニングバットを使用しました
このバットは、グリップから伸びるセカンドグリップを利用して腹部に当てることで、体と腕の動きを連動させたスイングを習得するために設計されています
西川は、このトレーニングバットを2軍での調整期間から使用しており、「ポイントを近くに置いて、肘をたたんだ状態で打てる意識づけができるように」と話しました
これまでの打ち方では、ポイントを前に設定していたものの、「思い切って後ろにすることで変化球の見極めもよくなり、インコースも上手く打てるようになった」と手応えを語りました
交流戦を経て、調子が上向きつつある西川にはプロ初本塁打への期待も寄せられています
「自分では欲しいと思うが、それよりもヒットを重ねることが重要
一打席一打席を大切にしていけば、結果的にホームランに繋がっていくはず」と着実な成長を目指します
今回の西川選手の取り組みは、技術向上に向けた真剣な姿勢が感じられます。トレーニングバットの効果がどのように彼の打撃スタイルに影響を与えるか、今後の試合が楽しみです。特にプロ初本塁打への期待も高まりますが、ヒットを重ねるところから、着実に成長していく姿勢が信頼を集めています。
キーワード解説
- トレーニングバットとは？：トレーニングバットは、通常のバットとは異なり、打撃技術の向上や正しいスイングを習得するために設計された特別なバットです。
- 変化球とは？：変化球は、速球と異なり、投球時にボールの軌道を変えることで、打者を欺くための球種です。
- インコースとは？：インコースは、投手から見て打者の体の近くに投げられるボールの位置を指します。打者にとって打ちにくい球種の一つです。
