ヤクルト・村上、約2カ月ぶりに屋外フリー打撃を再開

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今季上半身の故障により離脱している東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手(25)は、6月27日、埼玉・戸田球場で約2カ月ぶりに屋外でのフリー打撃を再開しました

このフリー打撃は、選手がバッティング練習を行う場面であり、ピッチャーが投げたボールを打つことで感覚を取り戻すことが目的です

村上選手は、フリー打撃の中でバックスクリーン直撃の一発を含む24スイングを行い、4本のホームランを放ちました

彼は「外で打ったことが良かったですし、ここから徐々にゲームに向けて(身体の)状態を上げていければ」と述べ、今後の復帰に向けた決意を明かしました

村上選手は今季、上半身のコンディション不良の影響で1軍出場が1試合に留まり、4月17日の阪神戦での1軍復帰後、再発し、翌18日に再び戦列を離れています

その後は2軍で慎重に調整を続け、実戦出場はしていない状況です

加えて、村上選手は昨年から海外のメジャーリーグへの挑戦を希望しており、25日にはヤクルトの林田哲哉球団社長兼オーナー代行が「ポスティング制度を使い、海外に行きたいということを言ったのであれば、申請はしてあげようと思う」と述べ、彼の意向を尊重する方針を示しました

これに対して村上選手は「すごくありがたいです

今までやってきたことが認められたのだと思います」と感謝の意を表し、「現時点では試合に復帰することやリハビリに集中したい」と語っていました

村上選手の復帰に向けたフリー打撃再開は、ファンにとって朗報です。上半身の故障からの回復をしっかりと進めながら、メジャー挑戦の夢も続けている彼の姿勢からは、今後の活躍への期待が高まります。今後の調整がどのように進むのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?:フリー打撃は、投手が球を投げ、打者がその球を打つ練習方法で、選手が打撃感覚を再確認し、試合に備えるために行います。
  • ポスティング制度とは?:ポスティング制度は、国内リーグ所属選手が海外リーグへの移籍を希望した場合に、所属する球団が移籍先に選手の権利を譲渡するための仕組みです。

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