仙台育英が智弁和歌山相手に練習試合で勝利、1年生遊撃手の砂涼人が活躍

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<練習試合:仙台育英(宮城)-智弁和歌山>◇28日ダイヤ2試合◇仙台育英グラウンド 仙台育英高校(宮城)の1年生遊撃手、砂涼人が智弁和歌山との練習試合で印象的なパフォーマンスを見せた

この試合は創部95周年を記念して行われ、智弁和歌山のエース投手、渡辺から右越えの二塁打を含む2安打を放った

元U15日本代表選手である砂は「8番遊撃」としてスタメンに名を連ねており、「相手関係なく、自分たちのスタイルを貫いた先に勝利が見えてくると思い戦いました」と試合後に述べた

身長167センチ、体重64キロという小柄な体格の砂は、試合中も自身のスタイルを強く意識していた

「もっと体が大きければ…と思うこともあるが、試合に入ればやることは変わらない

常に長打ではなく、コンパクトな打撃を意識していますが、強い球のピッチャーに対しては、その力を借りての長打も狙っています」と語り、結果につなげる姿勢を見せた

夏の宮城大会開幕まで10日を切ったこの時期、砂は打撃での対応力の向上を課題に挙げている

「甘い球を逃すともう来ないと思っているので、一球で決めきる力をつけたいです」と夏に向けた強い意気込みを示した

センバツ準優勝からの白星に浮かれることなく、甲子園出場を目指す姿勢が際立った

今回の試合での砂選手の活躍は、1年生ながらも自信を持ってプレーしていることを示しています。彼の言葉からも、勝利のために気を引き締めている様子が伺えます。特にコンパクトな打撃を意識する姿勢が、今後どのような結果を生むのか楽しみです。
キーワード解説

  • 遊撃手とは?:野球のポジションの一つで、内野の中央に位置し、主に守備の要として働く。
  • 二塁打とは?:打球が二塁ベースを回るヒットのことで、塁上の走者が2つの基地を進む。
  • コンパクトな打撃とは?:スイングの動作が無駄なく、スムーズで安定している打撃スタイル。

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