中日、先発松葉の好投も打線沈黙で広島に惜敗

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<中日1-2広島>◇29日◇バンテリンドーム 中日の先発投手、松葉貴大(34)が6回で6安打を浴びながらも2三振を奪い、2失点という好投を見せた

しかし、今季自己最多となる8勝目を目指しての登板は今季初めて本拠地での黒星を喫する結果となった

打線は広島の先発投手、ドラフト2位左腕の佐藤柳之介(22)に翻弄され、6回までにわずか2安打無得点に抑え込まれた

これにより、中日はプロ初勝利を佐藤に捧げてしまうこととなり、チームは連敗を重ね、4カード連続の負け越しを喫した

借金も6に膨らむ状況となっている

監督・井上のコメント

試合後、井上一樹監督(53)は選手たちが佐藤柳の投球に対しての対策が不足していたことを認めた

監督は、「ちょっと翻弄されたかな」とし、佐藤のボールに面食らった印象があると語った

打撃コーチと選手との間で攻撃に関する話があったとし、それにも関わらず打線が絞り切れなかったことを悔やんだ

8回には勝ち越しのチャンスもあったが、広島の大盛の好プレーによって1点どまりとなり、勝利を逃した

監督は「もちろん追加点が欲しいがそれが取れなかったのは事実」と述べ、ピッチャー松葉の好投についても触れた

「ロースコアできてくれるというのは計算通りだった」と評価した

松葉の2失点は安打数に対しては悪くない結果であり、特にその後のファビアンとの対戦では敬遠という選択肢もあったことを明かした

しかし、経験則に基づく判断として、ピッチャー自身が投げたいという意向を重視する形を取った

シーズンの展望

井上監督は「カード負け越しは常に勝ち越したい思っている」とし、合計のプレー内容について改善点を見出すことが重要であるとの見解を示した

今回の試合では、先発の松葉投手が良い投球内容を見せたにもかかわらず、打線が相手投手に抑え込まれたため、惜しくも敗戦となりました。チームの今後の課題は、相手投手への対応力を高めることが求められます。
キーワード解説

  • 先発投手とは?:試合において最初にマウンドに上がる投手のことを指し、チームの勝利に向けて重要な役割を果たします。
  • 敬遠とは?:特定の打者に対して、わざとストライクを投げずにボールを投げることでその打者を出塁させる戦略のことです。
  • 打線とは?:野球において、打撃を担当する選手たちのことを言い、点を取るために重要な役割を果たします。

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