特に注目されたのは、復帰即座に快投を見せた石井大智投手(27)のパフォーマンスだ
彼は、6日のオリックスとの交流戦で頭部に打球が直撃し、その後離脱していたが、29日の試合で実戦復帰を果たした
石井の復帰登板
復帰戦となったこの試合で、石井は8回に登板し、強力な中日打線を相手に3者連続三球三振を達成したこの快投は、たったの9球で済ませたもので、試合終了の時点で、阪神は2-1とリードしていた
先発の今朝丸裕喜投手(19)も好投し、プロ入り後最長の7回を投げて1失点という成績を収めた
圧巻の三者連続三振
八回に2番手として登板した石井は、まず先頭の森駿を三球三振に仕留め、その後、最速151キロを記録した直球で山浅も三振に斬った最後はフォークボールで浜を三振にし、精彩を放った
試合後、石井は「投げたい球を投げられました」と語り、感覚に問題がなかったことを強調した
リハビリと復活
石井は頭部に打球を受けた後、自宅で静養し、17日からは2軍施設でトレーニングを開始していた28日までにはブルペンでの投球も複数回こなし、「全く問題ない」と自信を示していた
平田2軍監督は彼のパフォーマンスについて「格の違いを見せた」と絶賛し、今後の動向に期待を寄せた
今後の展望
石井の次の登板について、平田監督は「1軍が決めること」と述べており、早ければ7月1日の巨人戦での1軍復帰が期待されている石井自身も「早く1軍の力になりたい」と語り、甲子園での復活を待ち望んでいる
今年の交流戦では、阪神は球団史上49年ぶりに5試合連続逆転負けを喫しており、チームにとって重要な戦力となる石井の復帰は大きな力となることが期待されている
阪神・石井大智の復帰登板は、彼の実力を証明する圧巻のパフォーマンスであり、チームにとっても大きなプラスになるでしょう。彼の存在感と力量が戻ってきたことで、阪神の今後の戦いに期待が高まります。特に、三者連続三振を達成したことは、今後の試合でも注目される要素となりそうです。
キーワード解説
- 復帰登板とは?選手が怪我や病気から回復し、試合に戻ることを指します。これによりチームはその選手のスキルを再び利用できることになり、戦力が増します。
- 三者連続三振とは?投手が1イニング内で3人のバッターを連続で三振に取ることを指します。これは投手の圧倒的なパフォーマンスを示す指標となります。
- イマキュレートイニングとは?一人のバッターも走者を出さずに終えるイニングのことを指し、その投手が非常に安定していることを示します。

