西武・今井達也投手の進化する投球術と今後の登板予定について

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西武ライオンズの今井達也投手(27)が、29日に放送されたNHK「サンデースポーツ」にVTR出演し、今季の進化について言及しました

彼は最速160キロの直球や鋭いスライダーを武器に、試合終了時点での防御率がリーグ2位の1.32、奪三振数では12球団トップの110を記録しています

投球における意識と戦略

今井投手は自身の投球スタイルについて「他の先発投手と比べて球種が少ない」と分析しています

このため、「1球種の中で緩急をつける必要がある」との考えを明かしました

緩急とは、速い球と遅い球を使い分けることで、打者のタイミングを狂わせる投球術のことです

ギアチェンジの技術

特に無走者の場面では直球が150キロ台前半であるのに対し、得点圏では160キロ近くまで達するというデータも紹介されました

今井はこの“ギアチェンジ”について、「6割のストレートもあれば7、8割のストレートもある」と語り、全力で投げる場面では打者がタイミングを取りづらくなると分析しています

熱中症からの復帰

また、今井は27日の日本ハム戦で熱中症のために緊急降板しましたが、29日には無事に練習に復帰しています

西口監督は、彼が7月4日からのソフトバンクとの3連戦で登板する予定であると語っています

今後の期待
今井投手は現在の好成績をキープしながら、さらなる進化を遂げることが期待されています

彼の次回登板が待ち遠しいところです

今井達也投手は自身の投球スタイルを客観的に分析し、緩急を用いたギアチェンジの重要性を強調しました。緊急降板から復帰し、これからの登板に期待が膨らむ中、彼の進化した投球に注目が集まることでしょう。
キーワード解説

  • ギアチェンジとは?打者のタイミングを狂わせるための投球技術で、投手が投球のスピードや球種を変えることを指します。
  • 緩急とは?速球と変化球を使い分けることで、打者のタイミングを取らせない投球戦略を指します。
  • 防御率とは?投手が与えた得点数をもとに、1試合あたりに与える平均得点数を計算したもので、数値が低いほど優れた成績とされます。

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