西武・今井達也投手、好調維持の秘密を語る!防御率リーグ2位の実力を明かす

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西武ライオンズの今井達也投手(27)が29日放送のNHK「サンデースポーツ」にVTRで出演し、今季の好調な投球内容について言及した

直球の最速は160キロにも達し、鋭いスライダーなどの投球スタイルが後押ししている

29日の試合終了時点での彼の防御率はリーグ2位の1.32、さらに奪三振は12球団トップの110を記録している

番組内では、今井の直球に関するデータが紹介された

昨季の被打率が「・232」であったのに対し、今季は「・181」と大きく改善され、直球の奪三振率も「34%」から「43%」に向上していることが明らかになった

今井はこの向上について「真っ直ぐが良くなっているというよりは、相手が勝手に考えてくれているという感じ」と分析した

昨季、彼は187奪三振を記録し、最多三振奪取投手賞という自身初のタイトルを受賞した

この際、スライダーが極めて効果的だったことがデータによって示され、108個の三振のうち58%がスライダーによるものであった

今井は「他チームはスライダーを振って三振するのを嫌がるだろうから、真っ直ぐが当たらない」と相手の心理を読み取った

さらに、今井は「スライダーを振らないようにすると、自然に真っ直ぐが間に合わない」と、対策を逆手に取ったプレースタイルで三振の山を築いていることを説明した

27日の日本ハム戦では熱中症で緊急降板したものの、29日には練習に復帰

西口監督は、7月4日からのソフトバンク3連戦に今井を登板させる計画であることを伝えている

今井達也投手がVTRで自身の投球について語る姿は、プロ野球選手ならではの自信に満ちています。直球やスライダーを駆使して相手打者を抑えつつ、相手心理まで分析している点が特に印象的です。また、熱中症からの復帰による今後のパフォーマンスにも期待が集まります。
キーワード解説

  • 防御率とは?:野球における防御率は、投手が投球したイニングあたりに許した自責点の平均を示す指標です。これが低いほど、投手の実力が高いとされます。
  • 奪三振とは?:ベースで打者を三振にすることを指します。奪三振の多い投手は、打者を抑える力が強いと判断されます。
  • 直球とは?:直球は、投手が最も基本的に投げる速球です。選手の実力を測る重要な指標であり、投手のスペシャリティとしても知られています。
  • スライダーとは?:スライダーは、横にあっさりと曲がる変化球で、打者に対して難易度の高い打撃を要求します。優れたスライダーを持つ投手は、三振を奪いやすいです。

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