広島・林晃汰、2軍での活躍を経て1軍昇格へ期待高まる

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広島東洋カープの内野手・林晃汰選手(24)は、ウエスタン・リーグで抜群の成績を収める中、1軍昇格の期待が高まっている

林選手は今シーズン、40試合に出場し、チーム最多の6本塁打、打率.317、22打点を記録しており、その努力が実を結んでいることがうかがえる

特に28日のウエスタン・くふうハヤテ戦では4安打を記録し、中前と右前へのヒットを2本ずつ打った

この固め打ちは、林選手の状態の良さを証明するものとなった

また、同22日のオリックス戦でも、初回に右越え3ランホームランを放ち、自慢の長打力を発揮した

結果以上に重視する過程

林選手にとって重要なのは、試合の結果ではなくその過程である

彼は「まずは打席内で迷わず、自分がやることを明確にして試合に臨むことが大切」と語る

相手の攻め方は予測できないため、凡退しても良い内容を意識する姿勢が見られる

内容の良い凡打とは?

林選手が説明する“内容の良い凡打”の実例として、19日の阪神戦での打席を挙げる

5回2死の場面で3球で追い込まれた後、ファウルを打ちながらフルカウントに持ち込み、最後は外角スライダーを打ち中飛にした

「自分の中で良い入りができていた」と振り返る林選手は、結果としてのヒットは無くとも手応えを感じていたという

新井監督の期待

新井貴浩監督(48)も林選手の奮闘を確認しており、リーグ戦再開に向けて「昇格候補として考えていたが、今はスタメンで使う場所がない」と述べつつ、「しっかり頑張るように」と激励している

林選手は初昇格を果たした4月には、12打数2安打という結果で2軍に降格しており、今後の成長が期待される

「割り切れない打席を減らし、納得のいく内容を重ねていきたい」と意気込みを語る林選手

彼は中身にこだわり、1軍で戦える準備を整えている

林晃汰選手の2軍での奮闘は、今後1軍での活躍に繋がる重要なプロセスとなっています。彼が注目するのは結果よりもその過程であり、その姿勢が成長を促しています。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:プロ野球の2軍リーグであり、選手が実力を試す場です。
  • ホームランとは?:野球で、バッターがボールを打ち、球場の境界を越えるヒットのことで、得点を確実に稼げます。
  • スタメンとは?:試合の開始時点で先発する選手のことを指します。

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