巨人、岡本和真不在の中で新たな「4番」が誕生するのか?

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プロ野球・巨人は、交流戦での苦戦を経て、リーグ戦再開後にDeNAを相手に本拠地・東京ドームでの3試合連続完封勝利で好スタートを切った

現時点で首位の阪神に対して3.5ゲーム差と接近しているものの、大きな懸念はの「4番」不在である

岡本和真の重要性と現状

巨人の不動の4番として活躍していた岡本和真選手は、左肘靭帯損傷により5月上旬から長期離脱中だ

このため、キャベッジ選手や丸佳浩選手が代役を務め、6月17日からは吉川尚輝選手が4番に起用されている

しかし、6月は9勝12敗1分けという成績で、チームの53得点と8本塁打はいずれもリーグワーストとなり、打線の迫力が疑問視されている

監督の頭を悩ませる打線の編成

巨人の阿部慎之助監督も、この打線の選手の起用に頭を悩ませているという

岡本選手の後継となる長距離打者が育っていないことが大きな問題となっており、萩尾匡也選手や浅野翔吾選手は打撃不振や故障に見舞われ、1軍に定着できない

また、シーズン途中にトレードで獲得したリチャード選手も、確実性に欠ける状況にある

外部補強の時代と今後の展望

かつては松井秀喜選手が不動の4番として活躍し、巨人はFAや外国人選手の獲得で4番打者に困ることがなかった

しかし、近年はその傾向が見られなくなっている

特に2015年以降、阿部選手が引退し、固定された4番が不在の中で岡本選手が新たにその役割を担ったことは大きな意義を持つ

岡本選手は、『打率3割、30本塁打、100打点』をクリアするという快挙を成し遂げ、4番問題の解決に一役買ったが、チームが優勝を逃すシーズンが続いている

巨人が経験している「4番不在」の問題は、チーム全体に影響を及ぼしています。これからの季節で新たな4番が現れるのか、岡本選手の復帰を待つのか、非常に注目されています。ファンもその行方を見守っています。
キーワード解説

  • 4番とは? プロ野球において、4番打者は打線の中心を担うポジションであり、特に長打力が求められる選手が起用されることが多い。
  • 靭帯損傷とは? スポーツにおいて多く見られるケガで、関節を支える靭帯が損傷する状態を指します。特に野球選手には多く見られます。

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