落合博満氏が語る中日の守護神・松山晋也の成長と期待

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現役時代に3度の三冠王を獲得し、その後中日ドラゴンズを監督として4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が、7月1日に自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新

今回は中日の抑え投手、松山晋也(まつやましんや)について詳細に語った

松山の recent performance

松山投手は6月29日終了時点で32試合に登板し、リーグトップの28セーブを挙げている

セーブとは、試合の勝利を確保するために投入され、相手チームに得点を許さず試合を終わらせる役割を果たす投手の業績を指す

落合氏は「中日は(前回巨人へ移籍したライデル)マルティネスが抜けた穴を松山が埋めていっている」と評価し、その活躍を称賛した

松山の若き実力

松山投手はプロ入り2年目の昨年に、43ホールドポイントを挙げ、阪神の桐敷拓馬投手と並び最優秀中継ぎのタイトルを獲得した

今年2025シーズンにおいては守護神としての地位を確立した

落合氏は「1年目にゲームで投げた時は“大丈夫かな”というぐらいアバウトだった」と振り返り、現在でも「アバウトさ」は残るとしつつも、ゲームに慣れたことで成長を見せていると語った

投球スタイルの分析

松山投手の投球は、188センチの長身から投げ下ろすことが最大の武器であり、特に真っすぐとフォークボールの2種類の球種に特化している

落合氏は「真っすぐがしっかりと走っていないとフォークは怖くない」と指摘し、真っすぐが彼の投球の生命線であると強調した

これにより、打者は松山のフォークの威力をより実感することができる

チームとしての役割

中日は大勝するチームではなく、しばしば接戦になる

そのため、ブルペン陣が求められる場面が増えており、松山もその中で着実に成長していると落合氏は分析した

「彼は十分に役割を果たしている

抑えることで自信がついてきており、風格も出てきた

このままシーズンが進めば、若さに任せた伸びしろもあり、タイトル獲得の可能性は十分ある」と期待を込めて語った

落合博満氏の松山晋也選手への評価は非常に高く、成長を手放しで称賛しています。特に投手としてのスタイルや、若手選手が与える影響についても詳しく分析しており、ファンとしても期待せずにはいられない内容でした。松山選手のさらなる活躍を見守りたいと思います。
キーワード解説

  • 三冠王とは?プロ野球において、打率、本塁打、打点の3つの部門で年間最多を獲得した選手に与えられるタイトルのこと。
  • セーブとは?試合終盤に登板し、リードを守って勝利に導く投手の成績を示す指標で、具体的にはリードを保ったまま試合を終えた場合に記録される。
  • フォークボールとは?投手が投げる変化球の一つで、ボールが急激に落ちる特徴を持つため、打者にとっては非常に打ちにくい球種とされている。
  • ホールドポイントとは?リリーフ投手がチームの勝利に貢献する形で登板した際に記録される成績で、相手チームに得点を許さず試合を保持した場合に与えられる。

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