巨人はこの試合で10安打を放ったものの、得点はわずか1にとどまった
試合のハイライト
巨人は主にヒットを重ねるものの、得点を奪うことが出来ず、攻撃の手応えが薄れた特に、七回に代打として起用されたトレイ・キャベッジ外野手（27）の選択が問題視されることとなった
トレイ・キャベッジ外野手のプレー
キャベッジは桐敷選手からの打球を右前に運び、6月17日の日本ハム戦以来のヒットを記録出塁し、果敢に一塁を回ったものの、二塁へのヘッドスライディングでタッチアウトとなってしまった
この際、六回に坂本の適時二塁打で得点に至ったばかりだけに、チームに反撃のムードを作るはずだったのだが、結果は逆となってしまった
阿部監督の苦言
試合後、阿部慎之助監督（46）はキャベッジの走塁について非難し、「アグレッシブであれを済ませていいのか」と疑問を呈した「野球を知らないということとアグレッシブ…まあ紙一重かもしれないけど、そうでは済ませてほしくない」と語り、選手の意識改革を促した
次の展望
今回の敗北により、巨人は連勝が途絶えたが、打撃陣の状態は決して悪くない今後の試合に向けて、走塁や選手の判断力の向上が求められる
今回の試合を通じて、巨人の選手たちの意識が問われています。良いプレーをするためには、ただアグレッシブであるだけでは不十分で、状況を判断する力も必要です。監督の指摘をチャンスと捉え、次の試合での改善が期待されます。
キーワード解説
- セ・リーグとは？ プロ野球の日本の2つのリーグの一つで、東京を中心とした球団が参加するリーグです。
- 代打とは？ 先発メンバー以外の選手が打席に立つことで、場面によっては試合の流れを変える重要な役割を果たします。
- ヘッドスライディングとは？ 選手が一塁、二塁、三塁に到達する際に、地面に滑り込んでタッチをかわせる技術です。
