才木選手は、スコアボードに5つのゼロを並べ、巨人戦で31イニング連続無失点という快挙を成し遂げ、今季6勝目を手にしました
試合後、彼は「粘りながらでしたけど、ゼロでいけたのは良かった」と語り、少しの悔しさも滲ませていました
試合の中で最大のピンチは、4回にやってきました
阪神が2点リードの場面で、先頭の泉口選手に中前打を許し、さらに1死満塁の状況を迎えました
ここで、才木選手はギアを一段上げました
坂本選手を相手に低めに丁寧に球を投じ、フォークを投げて空振り三振を奪いました
続く岸田選手は150キロの直球でバットを折らせ、遊飛で打ち取ると、甲子園の観客からは大歓声が響きました
才木選手は初回から毎回走者を背負う厳しい展開でしたが、要所を締める粘り強い投球で5回を5安打無失点に抑えました
彼の巨人戦での成績は、通算21試合で12勝4敗、防御率1.93と素晴らしい数字を誇ります
そんな中でも、彼は91球という球数の多さに懸念を示し、「自分の中では余力はあったので、あと2イニングぐらいはいきたかったですけど、そこは監督とコーチの判断」とコメント
中継ぎ投手に負担をかけたことを申し訳なく思う気持ちが垣間見えました
勝利を収めた後でも反省を忘れず、前向きに振り返るところは才木選手の素晴らしい姿勢です
「ファウルで粘られたりちょっと決めきらないところがあったけど、すんなりいけたから良かった」と振り返り、次回は長いイニングを任せてもらえる投球ができるように意気込みを見せました
シーズンも折り返し地点を過ぎたところで、今後の活躍が楽しみです
阪神・才木選手の昨今の活躍は、単なる勝利に留まらず、彼の技能と選手としての成長を示しています。冷静さを保ちながらも、ピンチでの対応力や七尾大学心がける姿勢は、観客に感動を与えました。彼の今後がますます楽しみです。
キーワード解説
- 連続無失点とは？：投手が一定のイニングで相手チームに得点を許さず、失点がないことを指します。この記録は投手の実力を示す重要な指標です。
- 防御率とは？：投手が自責点を元に算出される指標で、特定のイニング数（通常は9イニング）あたりに許した得点を示します。防御率が低いほど投手の成績が優れているとされます。
- フォークとは？：投手が投げる変化球の一つで、投球時にボールを指先で引っ掛けるように投げることで、急激に落ちる特性を持っています。打者にとっては打ちにくい球種です。
