ソフトバンク・山川穂高が移籍後初のサヨナラ打、劇的勝利に貢献

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福岡ソフトバンクホークスは、7月2日の試合で北海道日本ハムファイターズに緊迫した試合展開の末、2-1で勝利を収めた

注目を浴びたのは、33歳の内野手、山川穂高選手が放った移籍後初となるサヨナラ打だ

この打撃は二点適時二塁打となり、試合を決定づける重要なプレーとなった

試合の流れと山川の活躍

試合は、ソフトバンクが1点を追う9回裏に動いた

先頭打者の野村勇選手が左前打で出塁し、続いて柳町達選手が犠打を決める

この場面で中村晃選手が左前打を放ち、1死一、三塁という好機を作り出した

ここでバッターとして山川選手が打席に立った

サヨナラ打の瞬間

山川選手は「とにかくボールをつぶしていこうと、ライナーを意識しました」と語る

初球のフォークを捉えた打球は左翼フェンスを直撃し、走者が一気に生還

野球では「フォークボール」という変化球がよく使われるが、これは落ちる特性があるため、打者にとって非常に難しいボールだ

リプレー検証と勝利の美酒

緒方理貢選手が本塁に突入するも、当初の判定はアウト

しかし、小久保監督がリクエストを要求し、リプレー検証の結果、判定は覆る

約2分間の緊張の瞬間が終わり、山川選手は二塁上で静かに結果を見守り、仲間たちからの祝福を受けた

「サヨナラヒットは本当に嬉しい」と喜びを隠さなかった

小久保監督のコメント
試合後、小久保監督は「点が入りそうで入らんかったから、最後は特に嬉しかった」と語り、選手たちの活躍を称えた

特に、「二塁手リレー」と称される連携プレーも勝利を後押しした

ソフトバンクの山川選手によるサヨナラ打は、緊迫した試合を盛り上げただけでなく、リクエスト制度を利用した正確な審判判断の大切さも再確認する試合となりました。選手同士の連携プレーも見事で、チーム全体の士気が高まる結果となったと言えるでしょう。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?試合が終わる直前に得点を挙げて逆転勝利をもたらす打撃のこと。
  • フォークボールとは?打者のスイングを迷わせるために使われる変化球で、落ちる特性を持つ。
  • リクエストとは?審判の判定に対してチームが再確認を求める手続きのこと。

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