この試合は、巨人にとって重要な一戦であり、リチャードが「４番・一塁」として先発出場したのは、その証拠である
試合は５回、巨人が１点を追う展開
１死の場面で、３番の佐々木外野手が左中間への二塁打を放つことで好機を作った
続くリチャードはカウント１ボール２ストライクから、ヤクルトの先発左腕・山下が投じた１００キロのカーブを見事に捉え、左中間スタンドに運ぶ本塁打を放った
この打撃により、巨人は逆転し、そのまま試合を制した
試合後、桑田真澄２軍監督は、「僕は（打撃は）専門家ではないけれど」と前置きしつつ、リチャードの打撃スタイルについてコメントした
桑田監督は、「形というか球種にはこだわらないで、人のいないところに打球がいけば安打、フェンスの向こうにいけば本塁打」と述べ、結果にこだわる重要性を強調した
また、プロ野球選手に求められるのは、常に変化する投球に対処し、的確な打撃をすることであると考えている
リチャードは５月１２日にソフトバンクからトレードで加入し、その後の試合で２本塁打を記録しているが、打率は依然として０割９分５厘と厳しい状況が続いていた
しかし、この試合での活躍により、今後のプレーに期待がかかる
今回の試合でリチャード選手が放った逆転の本塁打は、彼自身の復活を印象づけるものであり、チームにとっても大きな勝利をもたらす結果となりました。桑田監督の言葉は、選手としての成長のために重要なアドバイスであり、打撃のスタンスを見直す良い契機になるでしょう。
キーワード解説
- 逆転ホームランとは？ 選手が試合中に得点を逆転するために打つ本塁打を指し、チームにとって非常に重要な得点となる。
- 打率とは？ 打者がヒットを打つ確率を示す数値で、ヒット数を打数で割って算出する。高いほど選手の打撃能力が高いとされる。
- カーブとは？ 投手が球を回転させて変化させる投球の一種で、打者には直球とは異なる軌道で来るランダムな球種として捉えられる。
