2日の試合でDeNAに3-4で敗れ、チームは4連敗を喫し、今季最大の借金「8」に達した
これにより、井上監督の指揮するチームは5カード連続で負け越し、今後の戦いに暗雲が漂っている
厳しい初回、エースが沈む
この試合で先発を務めた高橋宏斗投手(22)は、初回にグランドスラムを浴びてしまったグランドスラムとは、満塁時に打たれたホームランのことで、4点が一度に失点する非常に痛い場面だ
前日にもドラフト1位入団の金丸選手が初回に3失点しており、初回からリズムを崩すことが続いている
高橋は「夢斗の試合も見ていましたし、絶対に初回は抑えないといけないところでああいう形でやられた
負けるべくして負けました」と反省の弁を述べ、両リーグワーストの8敗目を記録した
暗雲漂う名古屋の空気
今季、セ・リーグの対戦相手に3連敗を経験したことのない中日だが、DeNA戦で3連敗となると、借金は「9」に膨れ上がってしまうここ数年の傾向として、借金が2桁に達すると名古屋のファンは「また今年もダメか…」との諦めの雰囲気に包まれる事が多い
監督や選手たちには、何とかしてこの「デッドライン越え」を避けたいという強い思いがある
井上監督の励ましとスローガンの重要性
それでも、井上監督は「めちゃめちゃ雰囲気が悪いかといえばそうではない」と前向きな姿勢を崩さない
「若い連中が多い中で〝シーズン長いことがあればそういうこともあるわい〟」と選手たちに、シーズンの長さを認識させ、自信を持たせることに力を入れている
自身の考案したスローガン「どらポジ」を通じて、選手たちに奮起を促し、逆境を克服するための道を模索している
選手たちの奮闘に期待
井上監督が選手たちに寄せる期待に応えるため、若手選手たちはチームのために力を合わせて連勝を目指す必要がある果たして、名古屋の地で生まれる逆襲は実現するのか、全ての目が中日に向けられている
中日が連敗を重ねている中、井上監督は若手選手を励まし、チームの団結を促そうとしている。指揮官は厳しい状況にもかかわらず前向きな姿勢を保ち、選手たちが自信を持って戦える環境を整えようと奮闘している。その姿勢が選手たちに良い影響を与えることを期待したい。
キーワード解説
- グランドスラムとは?試合において、満塁の状況でホームランを打たれることを指し、一度に4点が失点します。
- 借金とは?プロ野球のチームが試合で負けた数を指し、その数が増えるとチームの成績が悪化していることを示します。
- スローガンとは?チームや企業がメッセージを伝えるために使用する短いフレーズで、士気を高めたり、目標を共有するために用いられます。

