この成績により、坂本選手はNPB(日本プロ野球)通算672度目のマルチ安打を達成し、過去に“打撃の神様”と称された川上哲治氏(巨人)を抜いてNPB歴代単独9位に浮上しました
この日、坂本選手は「6番・三塁」として先発出場し、ピッチャーのドラフト1位左腕・伊原選手に対しては5回の第3打席で左前打を放ち、続く7回の第4打席では相手の3番手右腕・ネルソン選手から右前打を打ちました
これにより彼のマルチ安打は、今シーズン初となる猛打賞で、6月24日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)以来の出場から3試合ぶりの好成績ともなりました
今回の2安打を加えることで、坂本選手は通算2436安打目を記録し、これにより自身が持つ現役最多安打数とNPB単独11位記録を更新しました
歴代記録としては、伝説的選手である土井正博(西武)のNPB歴代10位記録2452安打に「あと16」、また長嶋茂雄(巨人)の同9位記録2471安打に「あと35」と迫っています
NPB歴代通算マルチ安打ランキング
| 順位 | 選手名 | マルチ安打数 |
|---|---|---|
| 1位 | 張本勲(ロッテ) | 855 |
| 2位 | 野村克也(西武) | 759 |
| 3位 | 王貞治(巨人) | 736 |
| 4位 | 福本豊(阪急) | 712 |
| 5位 | 門田博光(ダイエー) | 702 |
| 6位 | 長嶋茂雄(巨人) | 694 |
| 7位 | 衣笠祥雄(広島) | 690 |
| 8位 | 金本知憲(阪神) | 678 |
| 9位 | 坂本勇人(巨人) | 672 |
| 10位 | 川上哲治(巨人) | 671 |
キーワード解説
- マルチ安打とは? 一試合で二回以上の安打を記録することを指し、選手の打撃力を示す重要な指標です。
- 通算安打とは? 選手がこれまでに記録した安打の総数を指し、選手のキャリアの成果を表す表現です。

