巨人のマルティネス、セ・リーグ記録達成ならず。初失点を喫し阪神に苦杯

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◇セ・リーグ 巨人2―3阪神(2025年7月3日 甲子園) 巨人のライデル・マルティネス投手(28=キューバ)が3日の阪神戦(甲子園)にリリーフ登板し、開幕から32試合目の登板でついに今季初失点を喫し、セ・リーグ新記録達成を逃しました

試合の流れと状況

試合は2-2の同点で迎えた9回、マルティネスが5番手としてマウンドに上がりました

初打席の森下選手に中前打を許し、続けて代走に植田選手が出るという展開となります

ここで佐藤輝選手との対決では初球を投げる前の一塁けん制を中山選手がミスし、二塁に進塁を許しました

ピンチの連続

その後、無死一、二塁の状況で迎えた大山選手がマルティネスのピッチャー返しを左膝に受け、無死満塁という大ピンチを迎えました

続く豊田選手は中犠飛を打ち上げ、見事な打撃で決勝点を挙げた結果、巨人はサヨナラ負けを喫しました

マルティネスの記録に影響

これにより、マルティネスは6月29日のDeNA戦にて4番手で登板中、開幕から31試合連続無失点という記録に並び、9年ぶりに更新が期待されていたセ・リーグ記録達成はかなわず、287日ぶりの失点ということになりました

この防御率の維持は素晴らしいものではあったものの、甲子園では被打率が.273と最も高い数字を記録していました

過去の記録と比較

選手名 チーム 開幕からの無失点試合数
平良海馬 西武 39
田島慎二 中日 31
ライデル・マルティネス 巨人 31
今回の試合は巨人にとって厳しい結果となりました。マルティネス投手が開幕からの無失点記録を維持できなかったことは残念ですが、彼のパフォーマンス自体は非常に高く、多くの期待を集めている選手です。次の試合でのリベンジが待たれます。
キーワード解説

  • リリーフ投手とは?試合の進行途中で投板し、先発投手の後を引き継ぐ役割を担う選手のことです。
  • 無失点試合数とは?投手が試合中に一度も失点を許さずにプレイを終えた試合の数を指します。
  • サヨナラ負けとは?同点またはリードしていた試合が、相手チームの最後の攻撃で勝ち越されて終わることを意味します。

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