阪神、サヨナラ勝ちで巨人を撃破 マルティネスの無失点記録が止まる

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◆JERA セ・リーグ 阪神3x―2巨人(3日・甲子園) 甲子園の夜空に打球が上がり、ホームにサヨナラの走者が滑り込むと、阪神のクローザー・ライデル・マルティネス投手(28)は無言で引き揚げていった

今季の開幕から32試合目の登板で初めての失点を喫し、彼の連続無失点記録はついに途切れた

これまでマルティネスは、同じくセ・リーグの田島慎二(中日)とともに、開幕からの連続無失点試合数でタイ記録を樹立していたが、新記録達成直前で神話が崩れ去った

試合は9回裏、同点の状況で巨人が攻撃を開始

先頭の森下が中前安打を打つと、続く佐藤輝の打席で一塁へのけん制球が一塁手の中山にエラーを許してしまう

このエラーで一塁が空き、佐藤を申告敬遠して大山に内野安打を許した結果、無死満塁のピンチを迎えた

試合を決めたのは、豊田による中堅へのサヨナラ犠飛だった

今回の試合は、マルティネスにとって大きな試練となった

試合後、感情を抑え込むように無言で球場を後にする姿が印象的だった

彼は「その日の試合に集中し、チームが勝つことを目指す」と強い信念を示しており、今回の悔しさを今後の糧にするだろう

この試合は、阪神が巨人に対してサヨナラ勝ちを収める重要な瞬間となった。特に、ライデル・マルティネス投手の無失点記録が止まったことは、今後のシーズンに影響を及ぼす可能性がある。彼の悔しさは理解できるが、次の登板に向けてどのように気持ちを切り替えるかが鍵となる。
キーワード解説

  • クローザーとは? 野球におけるクローザーは、試合の最終局面で登板する投手で、主に試合を締める役割を持つ。
  • 無失点記録とは? 投手が試合に登板し、自チームの守備によって与えた得点が0の状態を指し、特に長い期間続けることは評価される。

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