巨人、サヨナラ負けで無失点記録が途絶える – 阪神との激闘

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇セ・リーグ 巨人2-3阪神(2025年7月3日 甲子園) 巨人の守護神マルティネスがついに崩れ、サヨナラ負けを喫した

試合は2-2の9回、マルティネスが登板し、無死満塁の場面で阪神・豊田に中犠飛を許した

この結果、マルティネスは今季32試合目で初の失点を記録し、開幕から続けていた連続無失点がセ・リーグタイ記録の31試合で止まった

しかも、巨人は全て1点差での3連敗を迎えることに

甲子園スタジアムを埋めつくす阪神ファンの歓声が響く中、マルティネスは通訳を介し「今日は答えたくない」とだけ述べた

一方、巨人はコンディション不良の吉川に代わって増田陸が第95代の4番打者として出場

増田は初回に1死一、二塁のチャンスから左翼フェンス直撃の先制2点二塁打を放ち、18年の89代の岡本以来、球団では7年ぶりの4番初打席初安打初打点を達成した

しかしその後、打線は沈黙し、得点を奪えないまま試合が進行した

特に2-1の5回には坂本の左前打で本塁を狙った二塁走者の泉口が際どいタイミングでアウトになり、追加点を逃した

試合は30度を超える蒸し暑さの中で行われ、巨人の門脇や増田陸らが脱水症状で足がつってしまい、途中交代が続く展開となった

巨人は13安打を放ちながらも今季ワーストの14残塁を記録し、3連戦で得た得点はわずか3点

阿部監督は「昨日からの流れをなかなかひっくり返せなかった

悔しい

なんとか勝たせてあげたい一心でやっているんだけれどね

まだやり返せるチャンスがある」と、3連敗の重圧を語った

首位・阪神との差は再び6・5ゲーム差に広がった

▼増田陸(初回に先制2点二塁打を放ち2安打を記録したが、8回の打席で足をつって交代)「1打席目にチャンスが回ってきて何とか次につなごうと思っていました

途中で代わったことは申し訳ないです

」今回の試合は巨人の守護神マルティネスにとって特に悔しい結果となりました。開幕以来続けていた無失点記録が途絶えたことで、チーム全体にも大きな影響が出るかもしれません。選手たちが疲労やコンディション不良に悩む中で、次の試合での挽回が期待されます。
キーワード解説

  • サヨナラ負けとは?試合が終了する前に、同点から逆転されて敗れることを指し、特に最後のイニングでの敗北を意味します。
  • 中犠飛とは?打者がフライを打ち上げ、走者はタッチアップをして得点するプレイで、主に犠牲フライと呼ばれることもあります。
  • 無失点記録とは?投手が試合の中で一度も得点を許さないことを意味し、特に連続試合で達成されると、その評価は高まります。
  • セ・リーグとは?日本のプロ野球リーグの一つで、12球団が存在し、巨人や阪神などの球団が所属しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。