中日ドラゴンズ・石川昂弥選手が直面する一軍定着への苦闘

たとえファームで好成績を残していても、一軍で結果を残すことは容易ではないのがプロ野球の世界だ

中日ドラゴンズにも一軍で出場機会を獲得しながら、レギュラー定着には至っていない選手がいる

今回は、中日で一軍定着を目指している選手を取り上げる

石川昂弥選手のプロフィール

投打	右投右打
身長／体重	186cm／100kg
生年月日	2001年6月22日
経歴	東邦高
ドラフト	2019年ドラフト1位

開幕から4番を任されていた石川昂弥選手だが、今季はプロ入り後もっとも苦しんでいるシーズンと言えるだろう

愛知の名門・東邦高から、2019年のドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した

ルーキーイヤーの2020年にはファームでの実戦を重ね、同年は一軍でも14試合に出場した

また、2022年には一軍でプロ初ホームランを放ち、37試合の出場で5本塁打を記録

2023年には一軍定着を果たし、121試合に出場して13本塁打をマークし、主軸として存在感を示した

昨季は本塁打数こそ減少したものの、打率は前年の.242から.272に上昇しており、井上一樹新監督のもとで今季のブレイクが期待されていた

ところが、開幕から4番で起用され続けたものの、これまでにないほどの不振に陥ってしまった石川選手

一軍はおろか、二軍でも打席数を重ねながら1本塁打に沈んでおり、大きな壁にぶつかっている状況だ

中日ドラゴンズの石川昂弥選手が、一軍での成績に苦しんでいる現状は非常に興味深いです。特に若手選手が結果を出すことが求められるプロの世界では、経験と成功が重要です。彼がこれまでに見せてきたポテンシャルと成績は素晴らしいものですが、継続的に良いプレーをすることが求められています。今後の活躍が期待されます。

キーワード解説

• ファームとは？トレーニングを行っている第二軍のことで、選手が一軍での出場を目指して成長する場所です。
• 主軸とは？チームにおいて重要な役割を担う選手のことで、特に打撃面での貢献が期待されます。
• 打率とは？ある選手のヒット数を打席数で割ったもので、選手の打撃の良さを示す指標です。
• ドラフトとは？プロ野球チームが新しい選手を指名し、契約する制度のことです。