メッツ、激戦の末にヤンキースを制し先勝

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◆米大リーグ メッツ6―5ヤンキース(4日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド) ニューヨークを本拠地とするメッツとヤンキースの間で、米独立記念日の4日(日本時間5日)に行われた試合では、メッツが打撃戦を制し、先勝しました

メッツの右腕、ギャレット選手は試合の後半、8回から2イニングを無失点に抑え、今季3セーブ目を挙げました

8回にはチザム選手に安打を許しましたが、続くバッターを三振に打ち取るなど、ピンチを切り抜け無失点を維持しました

さらに9回にはマクニール選手の素晴らしい守備によって二者アウトの後、ドミンゲス選手を二ゴロに打ち取り、試合を締めました

ギャレット選手は、「一球ずつ投げることだけを考えていた

ジャッジ選手のような素晴らしい選手と対戦せずに済んだが、いつかは対戦する機会も来るだろう

」と振り返りました

実際、9回にはジャッジ選手が二塁走者として出塁する可能性があったため、緊迫した場面でした

この試合の前には、ギャレット選手は6月に防御率7.36という不振にあえいでおり、さらには2日のブルワーズ戦で4失点を喫したばかり

しかし、今回の「6アウト・セーブ」は彼にとって2度目の大仕事となり、汚名返上の大きな一歩となりました

試合はヤンキースが初回にドミンゲス選手の先頭打者弾で先制

タイムリーを放ったジャッジ選手が2者連続で32号ホームランを放ち、早くも2点をリードしましたが、メッツはその直後、ソト選手のつなぎで同点2ランを放ちました

メッツはアロンソ選手の適時打で再びリードを奪うものの、ヤンキースもベリンジャー選手のホームランなどで逆転

さらにメッツは6回にバティ選手が9号ソロを打つなど、最後まで目が離せない激戦が繰り広げられました

今回の試合は、両チームの投手と打撃陣の腕が試される非常に白熱した展開でした。ギャレット選手が登板した際の冷静な対応は、今後の試合に大きな影響を与えることでしょう。また、メッツの打線も多彩な攻撃を見せ、勝利に繋がった点が印象的でした。
キーワード解説

  • ギャレットとは?:プロ野球選手で、特に中継ぎ投手としての役割を担い、試合の終盤に登板し、失点を抑えることが求められます。
  • セーブとは?:試合が終わった時に勝ちチームにいる投手が、リードを守って投げ切った際に記録されるものです。通常、3点差以内で、登板が欠かせない重要な場面での投球に与えられます。
  • 防御率とは?:投手が与えた自責点の数を、投球回数で割ったものです。この値が低いほど、投手の好成績を示します。

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