高砂高校、阪神の偉大な選手に捧げる勝利を収める

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◆第107回全国高校野球選手権兵庫大会▽1回戦 高砂4−1西宮今津(5日・淡路佐野運動公園第1球場)兵庫大会の初戦が行われ、今年4月に心不全で亡くなった元阪神選手・小山正明さんの母校、高砂高校が見事に勝利を収めた

試合は、4回1死二塁の場面で静谷蓮一塁手(3年)の適時三塁打によって2点を先制

7回には相手のミスも重なり、さらに2点を追加する展開となった

投手としては、高砂のエースである坂手柾斗(3年)が7回を投げて5安打1失点

安定した投球で西宮今津を打ち取る活躍を見せ、その結果、チームは2回戦へと進んだ

小山さんは1953年にテスト生として同校から阪神に入団し、「精密機械」として知られる制球力を武器に、NPB歴代3位となる通算320勝を誇る選手であった

坂手は試合後、「亡くなられた最初の夏なので、強い気持ちを持って戦っています」とコメント

ナインは大先輩への思いを胸に、次戦では秋春王者の東洋大姫路との対戦を控えている

今回の高砂高校の勝利は、単なるゲームの勝ちを超え、元阪神選手小山正明さんに対する深い敬意が表れた試合でもありました。選手たちが持つ強い気持ちがプレーにも反映され、観客にも感動を与える結果となりました。これからの試合でもこの精神を持って臨んでほしいと思います。
キーワード解説

  • 全国高校野球選手権とは?日本国内の高校生による野球大会で、全国各地の代表校が集まり、全国一を目指して戦います。
  • エースとは?チームの中で最も優れた投手のことを指し、特に重要な試合で先発する役割を担います。
  • 適時打とは?ランナーが進塁できるように打たれたヒットや犠牲フライのことを指し、得点を狙う際に重要なプレーです。

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