この結果、自力優勝の可能性が74試合目にして消滅することとなった
ロッテの先発投手、小島は急性腰痛で離脱していたため、6月14日以来の登板となった
試合は3回までロッテが1点リードしていたが、3回1死から連打と内野エラーにより1死満塁のピンチを迎える
ここで、オリックスの宗選手に逆転の適時二塁打を許してしまった
その後、5回には1死から3者連続四球を与えるなど、調子を取り戻せず、4回2/3を4安打5四球3失点(自責2)で降板
小島選手は試合後、「ヒットも結構、打たれましたし、エラーのところもいつも助けてもらっているので、何とかできたらなと思っていたのですが、そこで粘れなかった」と悔しさを語った
ロッテの先発投手陣は不安定な状態が続いており、昨季のリーグ3位の成績とは対照的だ
74試合終了時点でハイクオリティースタート(HQS)を23度達成し、完投も小島選手と種市選手がそれぞれ2度と1度を記録していたのに対し、今季はHQSが16度にとどまり、完投した投手はいない
これが今季の成績に影響を及ぼしていることが明らかである
吉井監督は、自力優勝消滅に対し「特に感想はないです」と言葉少なに述べた
小島選手の次回登板については、「回復が明日になってみないと、また反動が出るかもしれないので、そこをしっかり見て確認したい」との見解を示した
ロッテの自力優勝が消滅した背景には、投手陣の不安定さが大きく影響していることが伺えます。特に、先発投手の小島選手が試合で期待に応えられなかったことが痛手でした。今後の調整が重要な課題となります。
キーワード解説
- ハイクオリティースタート(HQS)とは?:投手が7回以上投げて、自責点が2点以内に抑えた試合を指します。

